URL正規化とは
URL正規化とは、内容の重複したページがサイト内にある場合、評価してもらいたいページのURLを一つに指定することで検索エンジンに評価してもらいやすいようにする手法を指します。
URLの正規化を行う理由としては、下記の通りです。
ページの評価が下がらないようにするため
内容が全く同じ、もしくは類似点が多いコンテンツページのことを「重複コンテンツ」または「コピーコンテンツ」と呼びます。検索エンジンに重複コンテンツと判断されてしまった場合、検索順位の低下やインデックスの削除といった順位の低下が起きる可能性があります。URL正規化によって、重複コンテンツと判断されることを回避できます。
クローラビリティを高めるため
サイト内に重複コンテンツがあるにもかかわらず、URL正規化を行わなかった場合、クローラーはそれぞれの重複コンテンツを巡回します。クローラーのリソースを奪い、他に重要なページへクロールが届かないという非効率が生じます。URLの正規化を行っておけば、クロール効率が高まり、クローラビリティ向上が期待できます。
※クローラー関連の情報に関してはこれらのページでくわしく解説していますので、参考にしてみてください。
被リンクの分散を防ぐため
例えば、サイト内にAとBに同じような内容の重複コンテンツがあった場合、それぞれのページにユーザーがアクセスすることになります。その場合、Aのページをリンクするユーザーもいれば、Bのページをリンクするユーザーもいます。こうなると、せっかくの被リンクで評価されるページが複数になり、1つのURLがリンクされる場合と比べて評価が低くなります。(被リンク分散)URL正規化を行えば、それぞれのページに対するリンク(被リンク)が分散することもなく、Googleから正しい評価を得られやすくなります。上位表示されるコンテンツであっても、被リンクが分散していると検索順位を高めにくくなるため注意が必要です。
※被リンクの情報に関してはこちらのページでくわしく解説していますので、参考にしてみてください。
URL正規化の実施方法
同じような内容のコンテンツを含む自社のURLが複数ある場合、以下の手順でURL正規化を行います。
1.カノニカルURLの設定
同じ内容を持つ複数のURLから、1つのメインのURL(正規URL)を選び、それを他のURLのcanonicalURL(カノニカルURL:正規化されたURL)として設定します。これにより、検索エンジンはメインのURLを正しいURLと認識し、他のURLは重複として無視します。
2.301リダイレクトの実装
正規化されていないURLへのアクセスを、正規URLへリダイレクトするよう設定します。これにより、ユーザーは常に正規のURLを見ることになり、検索エンジンもこれを認識します。
3.XMLサイトマップの更新
正規のURLのみを含むように、サイトマップを更新します。これにより、検索エンジンはサイト内の重要なページを正確に把握することができます。
4.ページ内リンクの修正
すべてのページ内リンクが正規のURLを指すように修正します。これにより、検索エンジンは正規のURLを優先的にインデックスし、ランキングを向上させます。
5.URLパラメータの管理
URLパラメータが重複コンテンツを生成している場合は、Google検索コンソールのURLパラメータツールを使用して管理します。これにより、検索エンジンのクローラーが重複コンテンツを無視するように指示することができます。
これらの手順により、自社のURLを効果的に正規化し、SEO対策を強化することができます。
URL正規化のチェック方法
URL正規化を確認する際は、SearchConsoleを使用します。
- SearchConsoleにログイン
- メニューにある「URL検査」をクリック
- 対象サイトのURLを入力し「enter」キーを押す
- 「カバレッジ」の「ユーザーが指定した正規URL」と「Googleが選択した正規URL」をチェックする
「ユーザーが指定した正規URL」と「Googleが選択した正規URL」が、一致していない場合は、URL正規化ができていないので早めの対応が望ましいでしょう。しかし、URL正規化の設定を行ったばかりの場合は、反映がまだ行われていない可能性があります。しばらく間をおいてから、再度確認するとよいでしょう。
※SearchConsoleの情報に関してはこれらのページでくわしく解説していますので、参考にしてみてください。