SEOとは、Search Engine Optimization(サーチ エンジン オプティマイゼーション。)つまり、検索エンジン最適化という意味の略語です。
SEOとは、ホームページを「検索ユーザーが求めている情報が便利に掲載されている状態」に最適化することで、特定キーワードの検索結果上位に表示するためのマーケティング施策を行うことを言います。
SEOの正式な読みは「エス・イー・オー」ですが、同じ意味の言葉として、「検索エンジン最適化」、または、ウェブポジショニングと呼ばれることや、Google上位表示、検索上位表示、セオ、などと呼ばれることもあります。
このSEO施策によって、検索エンジンが誤解なく簡単に、かつ、適切に情報を読み取りできるようにして、必要な情報を必要なユーザーに届けるための最適化を行うことが理想です。
SEOを行うことによって、検索ユーザーは、目的の情報がより目立つ場所、例えば「検索結果の上位」「グーグルマップの検索結果の上位」「強調スニペット」「採用情報リスティングの上位」など、各検索結果の上位に表示されることによって、情報を得やすくなります。
そのため、企業や団体がマーケティング上の優位性を競ってSEOを行い、検索結果の上位や、目立つ場所に表示されることを目指しています。
ここではSEOの基本について解説します。
SEOとは『Search Engine Optimization』の略語で、日本語にすると『検索エンジン最適化』となります。Googleなどの検索エンジンで、あるキーワードを検索した際に特定のウェブサイトを「検索結果の上位や、検索結果の目立つ場所に表示させるための施策」を意味し、『SEO対策』と言われています。 SEOは主に、検索結果上位表示や、認知度の向上、ホームページへの集客効率の向上、ブランディング等の目的で実施されます。
SEOで重要なことは、ページ上で、検索者が探している情報を、手厚く、わかりやすく、丁寧に提供することです。利用者にとって便利な情報や、補足情報が掲載されているページは、SEOで評価されています。明示的とはテキスト、文章として実際に書かれていることですが、暗示的とは、テキストとしては書かれていませんが、表現や言い回し、書かれていることの反対を考えるとそういうことになる。といった、書かれてはいませんが、暗黙の了解として表現されている情報のことをいいます。
ページのアウトライン(話題の構造)がキーワードに合っていないと、そのキーワードで評価されにくいため、ページタイトル、説明文、ページで説明する中身のそれぞれが、対策キーワードのことを伝えたいことがわかるように情報が統一されていることで、SEOで評価されやすくなります。
逆に、タイトル、ディスクリプション、見出し、各説明の中身が統一されていない場合、支離滅裂なコンテンツとして、評価されなくなってしまう場合があります。
同じ悩みを持っている人が何度も簡単に利用できるようにまとめられていること。
印刷しやすい状態になっていたり、表で見やすくまとめられていたり、動画でわかりやすく説明されているとSEOとして評価されるようになります。
robot.txtの設定が、検索エンジンがクロールができるようになっているか確認します。
こちらができていないと、クロールができず、検索エンジンにURLが登録されないため、検索対象にならない。という現象が起きる場合があります。
サイトマップとは、ドメイン内のページのURLの一覧です。通常は、ドメイン直下に保管し、検索エンジンに自サイト内のURL一覧を提供します。これによって、検索エンジンにどのようなページがあるかを知らせることができます。
sitemap.xml(サイトマップ)に重要度の高いコンテンツの優先度を上げてURLを登録します。
sitemap.xml(サイトマップ)がない、あるいはsitemap.xml(サイトマップ)に記載されていないURLがあると、サイトの評価に影響が出る場合があります。
具体的には、priority(プライオリティ:優先度/※Googleでは重視していないとの情報あり)と、lastmod(ラストモッド/ラストモディファイ:最終更新日)のフィールドを入れて送付すると、優先順位が高く、lastmodが前回の処理日(クロール日)よりも新しい日付の場合に優先的にクロールしてくれます。
サイトマップの種類
(1)XMLサイトマップ
(2)テキストサイトマップ
Googleへのサイトマップの送信方法
(1)Googleサーチコンソールのサイトマップメニューから、sitemap.xmlを送信する。
(2)http://www.google.com/ping?sitemap=https://<あなたのサイトのドメイン>/sitemap.xml ブラウザーからこのURLを開いてGoogleへHTTP GETリクエストを送信する。 ※ドメイン直下にsitemap.xmlを置いている必要があります。
(3)コマンド「ping」機能を使用して、サイトマップのクロールを依頼する。 http://www.google.com/ping?sitemap=<あなたのサイトのドメイン>/sitemap.xml
SEOに強いページタイトル付けのしかたは、次の通りです。メインテーマ+サブテーマ+運営者名になっているか確認しましょう。
ページタイトルに運営者名が含まれていない場合、以下のような現象が起きてしまう場合があります。
このような、悪い影響がでてしまう可能性が高くなります。
SEOとして目標にする、良いタイトルのつけ方の例としては、以下の例を参考にしてください。
例:「SEO」を外注する「価格・相場」:SEOサービスFind-A
解説:上の例の「SEO」部分はそのページ・コンテンツのメインテーマとなる重要なキーワードです。(「」かぎかっこの部分は、わかりやすくするために強調していますが、実際にはかぎかっこは使用しません。)そのあとの、「価格・相場」については、SEOという言葉に興味を持っている方が求めているニーズの一つとして、「SEOは、価格はいくらで入手・あるいは実施できるのか」という、SEOの利用を考えている方が求めている割合が多いと考えられる具体的な疑問(あるいはニーズ)に答える情報です。
こうすることによって、このページで提供する内容は、SEOについての、価格や相場について書きますよ。ということが、簡潔にわかりやすいタイトルにしています。また、後半部分は、:(コロン記号)で区切って、「会社名やサービス名、あるいは補足」となる情報を入れます。今回は例として「SEOサービスFind-A」という、他の企業は絶対にもっていない、Find-Aという独自のSEOサービス名と実際にはFind-Aがどのようなサービスなのかを示すSEOサービスというキーワードを入れています。
なぜそんなことをするのかというと、前半のタイトル名「SEOを外注する価格・相場」というタイトルだけでは、ウェブ上で内容が似ている記事が多くなってしまい、他のサイトのコピーとして扱われてしまう場合があります。そこで、発信元はだれなのかを明示する意味でも、他のサイトと重複した内容ではないということを分かりやすくするためにも、また企業名やサービス名を出して信頼を得るためにも、会社名やサービス名をタイトルに含めるのは有効です。
いずれの場合も、検索結果で目立つために、タイトルの前半の最初の3単語(約12文字以内)の部分にそのページの全体の内容を示す重要なキーワードがくるようにしましょう。ユーザーが自分の興味のある内容かどうかは、検索結果に表示されているタイトルを見て、最初の3単語で判断されてしまいます。タイトルの後ろのほうに興味のある単語が入っていても、なかなか目に留めることはできません。ページタイトルでは、検索キーワードに沿った答えをそのページが含んでいると確信できるような、「最初の3単語」で興味を持たせて、ユーザーの目を引きつけることが重要になります。
利便性が高いということには、さまざまな切り口があります。例えば以下のような切り口です。
など、複数の視点から、利便性が高いと言える内容になっているかをチェックしましょう。
モバイル(スマートフォン)などでサイトを開いたときに、どれだけ素早く最初の画面が表示されて、操作が可能になるかが評価されています。
こうしたユーザー体験もSEO上の評価に関係があるため、ページを構成する部品の読み込みの順番や、画像、動画のデータ容量の軽量化といった工夫も必要になっています。
ホームページをSSL化することで、1.通信速度の向上、2.暗号化通信による通信データ盗み見リスクの低減、3.身元の明確化によるサイトの信頼性の向上といった効果があります。
また、グーグルではSSL化されているホームページをSEO上有利に評価することを公式に宣言しています。
類似ドメインとは、例えば、yoursite.comや、yoursite.netなど、文字列が似ているホームページURLのことです。
SEOでは、他サイトと類似の文字列のドメインになっていないかということも重要です。
時系列的に先にウェブ上に公開されているサイトドメインと類似している文字列のURLの場合に、コピーサイト(類似サイト)と扱われてしまう場合があります。
可能な限り類似のドメインは避けて、サイト内容もオリジナルのものにします。
Noindex指定とは、検索エンジンに対して、検索対象にしないでほしい(検索結果にこのページを出さないでほしい)という指定をする記述のことです。
具体的には、<meta name="robots" content="noindex"> と、このような記述が、ページのソースコードとして記載されていると、Noindex指定がされている状態と言えます。
Noindex指定がされているページは、そもそも検索エンジンの結果に表示されなくなってしまいますので、SEO対策をしたいページは、この指定がされていないほうが良い。ということになります。ページの公開後はNoindex指定がされている状態になっていないことを確認しましょう。
なお、Noindex指定がされているかどうかは、「SEOチェックツール高評価(https://ko-hyo-ka.com/)」などのツールを使用して状態を確認することができます。
リダイレクトとは、アクセスしたページからほかのページに転送すること、されることを言います。
元のページから別のページに自動リダイレクトされているページは、評価の対象外になることがあります。評価されたいぺージに自動リダイレクトを設定するのは避けましょう。
既にウェブ上にあるサイト内容に、意味的に類似していると、類似ページ扱いとなってしまいます。類似ページの評価は低くなりやすいため、独自性が高く、信頼できる情報を提供しましょう。
メインコンテンツを閲覧する視線・ユーザーの導線を遮るようにポップアップするバナーや、ユーザー導線の中心部分に存在するように見えるナビゲーションリンクは、そのページの評価を下げる要因になることがあります。例えば、メインコンテンツ部分がアフィリエイトリンクになっている場合や、この形に類似している構造、または他のページに誘導することが目的のメイン部分の画像からの別ドメインへのリンク、グローバルナビゲーションやサイドメニューからの直接外部リンクなどがこれに当たります。
ページを読み込んだ後で、レイアウトが変わると評価が下がる場合があります。最初にページを読み込む際に、事前に画像の縦横サイズのレイアウトを指定しておくことで、読み込み後にレイアウトが変わることを防ぎます。
サイト内に重複している内容の複数のコンテンツがある場合は、評価が低くなる場合があります。重複する内容は一つのページに情報をまとめましょう。
画像に対しては、音声読み上げソフトを使ってサイト閲覧している方のために、画像の説明文が設定できるALT属性を指定し、その画像が何を示しているのかわかりやすい説明テキストを追記しましょう。ALT属性に指定する説明テキストは、「SEO」などの抽象的な説明ではなく、「2020年最新SEO対策の方法」など具体的にしましょう。
通常、sitemap.xmlを設置して、サーチコンソールからsitemap.xmlの情報を送信していれば、Google検索エンジンは適切なタイミングで自動的にクロールを行ってくれますが、ページを作成・修正・公開した後に、サーチコンソールからURLを再申請することができます。これによって、グーグル側に残されている最新のサイトの情報を再読み込み・再評価してもらうことができます。
これによって、ページが再評価されることで、検索結果の表示順位の変動が起こりますので、SEO上大変重要な手続きとなりますが。現在インデックスシステムの入れ替えのため、サーチコンソール上からの個別のURL申請を一時中止しているようです。Googleでは、こちらは従来通り、sitemap.xmlをにURLを追加し、サーチコンソールから申請しておけば大丈夫とアナウンスをしております。
SEO対策を行うべき主要な検索エンジンは「Google」です。Microsoftが提供する検索エンジン「Bing」もありますが、日本でのシェアはそれほど多くありません。「Yahoo!」の検索システムは「Google」のシステムを使用しているため、SEO対策を行う場合「Google」向けの対策を行うのが基本とされています。
ウェブ解析プラットフォーム「StatCounter」の調査では、2020年10月の日本での検索エンジンシェアはGoogleが77.27%、Yahoo!が18.01%。この2つで95%以上を占めています。
参考URL(StatCounter Global Stats)
http://gs.statcounter.com/search-engine-market-share/all/japan
このことからも、Google向けのSEO対策を行うことが基本となります。
Googleでは、以下のような品質に対するガイドを公開しています。
参照元:Googlewebmaster Central Blog 高品質のサイトを構築するためのガイダンス
また、以下のようなユーザーファーストの理念に沿って、アルゴリズム開発を行っていると考えられます。
Googleが掲げる10の事実
1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
2. 1つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
3. 遅いより速いほうがいい。
4. ウェブ上の民主主義は機能する。
5. 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
6. 悪事を働かなくてもお金は稼げる。
7. 世の中にはまだまだ情報があふれている。
8. 情報のニーズはすべての国境を越える。
9. スーツがなくても真剣に仕事はできる。
10. 「すばらしい」では足りない。
では、Googleはどのようにホームページを評価しているのでしょうか。基本的には以下のステップでサイトをチェックし順位を決定しています。
STEP1. クローラーによるサイトの巡回
STEP2. ページのインデックス
STEP3. 検索結果順位の決定
クローラーとはウェブ上のページ、リンクをたどって巡回し、ウェブサイトの情報を集めて検索データベースにインデックス(索引付け登録)していくプログラムです。
クローラーがサイトを巡回しページをインデックスしていきます。インデックスとは、Googleのデータベースに検索対象のURLが登録され、そのページの内容が保存されて、検索が可能な索引付けをされることです。ここでページがインデックスされないと、次のステップとなる検索の可能化が進まず、キーワードごとの検索結果に順位が反映されるためのサイト評価が適切におこなわれません。サイト内をくまなくクロールしてもらい、できるだけ多くのページをインデックスさせることが重要です。そのために、sitemap.xml(サイトマップ)というファイルを作成して、全てのページにリンクを張って、Search Consoleを使用してGoogleに申請することで、効率的にクローラーがウェブサイトを巡回することができます。
インデックスされているかどうかについての状況は、GoogleのSearch Consoleツールを使用して確認することができます。
毎日のように追加されている数百以上ある品質評価アルゴリズム(アルゴリズムとはプログラムの集合体)を基にして検索順位を決定します。この順位の決定プロセスの計算をAIが自動で行っています。このアルゴリズムでは、インデックス(検索対象として索引付け)をするページが、検索されたキーワードに対してどのぐらい評価されるべきかを数値化し、ポイントが高い順に並べ替え、検索結果に表示します。この順位の適正さの判断を行っているアルゴリズムの集合体を、いまはRankBrain(ランクブレイン)と呼んでいます。多くの学習と改善機能を備えたアルゴリズムは、どのようなコンテンツが検索ユーザーにとって良いものかという判断を、既に人間よりも複雑に行っています。こうしたことからGoogle社でもどうしてこの検索結果の順番なのか、ということにはすでに回答が難しく、少しでもわかりやすくするための基準として、「どうやってコンテンツ利用者にとって便利で良いコンテンツをつくるべきか」というクオリティガイドラインの資料を用意しています。
いずれにしても、検索結果に表示され、評価されるためには、1番に、クローラーに巡回してもらい、2番に、「ユーザーニーズへ的確且つ便利に応える」コンテンツが必要です。また、サイト構成(問合せができるか・しやすいか)と、内部リンク構築(統一されたテーマのサイトかどうか、情報の充実度、情報の的確度)、外部サイトからのリンク(便利なサイトとしての自然な紹介)などが重要となります。
ページのタイトルは、SEOにおいてもっとも重要な項目です。「このページの内容は何か」ということを検索利用者に的確に伝えるためにわかりやすく、誤解がなく、短いシンプルな言葉でカバーして表現します。
このタイトルに書かれているテキストを見て検索ユーザーがページを見るかどうかを判断するため、タイトルに書かれていることは実際にサイト内で書かれていることと違いがなく、正確にページの内容を表している必要があります。
また、メタディスクリプション(ページの説明文)も同様に、SEOにおいて重要な役割を果たします。メタディスクリプションでは、タイトルでは記載しきれなかった、サイト内の詳細について検索結果の文章を読む人向けに、的確に説明を行います。このことからも、Google向けのSEO対策が基本となります。
説明が丁寧でわかりやすく、求めている情報がそこにあると確信できる書き方や検索者の興味を引くタイトルや説明文が記載できていると、検索結果からの流入者を獲得することができます。
こうした理由から、ページタイトルとメタディスクリプションのつけ方はSEO上大変重要です。
SEO対策は大きく分けて「外部対策」と「内部対策」の2つに分けられます。
外部対策とは、他のサイトからのリンクの数や質、言及の数や質による評価です。
インターネット上の他社サイトに自分のサイトのことが掲載されたり、有名なサイトからリンクしてもらえたりすることで評価が高まります。今は「rankbrain(ランクブレイン)」、昔は「pagerank(ページランク)」と呼ばれるGoogleのアルゴリズム(評価プログラムの集合体)があり、このプログラムがサイトを評価します。この施策は「リンクビルティング」「被リンク対策」「バックリンク対策」などの呼び方で呼ばれています。
品質の良いサイトや便利なサイトは、他のサイトに多く引用されたり紹介をされたりするため、被リンクや言及が多いサイトは「有益なサイト」であると認識されやすくなり、検索結果の上位に表示されやすくなります。
過去には、この外部対策(被リンク)がSEO対策の主流だった時期がありました。対策の手軽さからか内容の薄いサイトからのリンクが大量に張られるというような対策が行われていたこともあります。
しかし2012年のペンギンアップデートとよばれるGoogleのアルゴリズム変更により、リンク元サイトの品質や関係性の強さが強く求められるようになりました。これまでSEO対策で有効といわれ、良く行われていた無料のディレクトリ型検索サービスに登録して得たリンクや、過剰な相互リンク、被リンク目的だけの中身のないサイトからのリンクなどは軒並み低品質な被リンクと認識され、そうしたサイトからリンクが張られているサイトは順位が下げられたり、場合によってはペナルティを受けて、検索結果から削除されたりしました。
高品質なリンクの一般的な種類としては、以下のようなものがあります。
こうした対策を実施することをリンクビルディングなどと呼びます。
内部対策とは、ホームページ内のコンテンツ(ページ内)の内容の品質を上げる対策です。例えば、掃除機が購入したい人向けに、竹ぼうきを売っていますというページを見せても見当違いのため購入につながりません。掃除機の中でも、「安くて壊れにくくて便利でカッコイイ」商品があれば、それは検索者の興味を引くコンテンツとなりますので、評価されやすいでしょう。また、説明がほとんどなくどうやって使えばいいのかイメージがつかめないページよりも、初心者向けの使い方説明や動画によるチュートリアル、マニュアルやFAQ、ヘルプデスクの連絡先が記載されているページのほうが、検索者にとって便利であるため、評価されやすいでしょう。こうした「対象の検索ワードを検索するユーザーにとって、他社よりも便利でわかりやすい」環境の一部となるコンテンツを作成することで、さまざまなキーワードから自社サイトへの流入を増やしていく。これが、SEOの内部対策です。
こうした背景から、内部対策を行うコンテンツは重要です。また、企業はどんどんニーズに応えるページを増やしている状況ですが、より少ない労力で、より効果的なコンテンツの作成が求められています。
また、こうしたコンテンツページの品質評価については、別途さまざまな指標があり、評価されています。
Google公式のガイドラインは以下のページです。
SEOコンテンツの情報品質は、以下のようなポイントが評価されています。こうしたポイントに注意して、コンテンツの品質を向上させましょう。
検索を行った検索者が探している「何か」に対する適切な内容、答え、ヒントが書かれていること
検索者に求められている「何か」の情報量はウェブ上で最大かつ網羅的で、高精細であること
よくまとめられていて読みやすく便利であること
具体的なやり方、解決方法が わかりやすく、説明しきれていること
図や表を使い、イメージしやすいこと
検索目的の「何か」の情報が、検索者にとってクリティカルパス(最短最適で到達が容易な解)であるといえること
ユーザーの目的の「何か」について 入手方法が明確に書かれていること、そのページ内で入手あるいは実現の糸口がつかめること
不足している情報があれば随時追記してユーザーの満足度を高めていること
こうしたウェブサイトの内部の情報を充実させる対策を施しユーザーニーズに的確にこたえることで順位の上昇を目指すのが内部対策です。
外部対策と比較し内部対策はたくさんの要素があります。titleタグ、metaディスクリプション、見出しタグなどHTMLコードタグへの対策や、xmlサイトマップの設置、構造化マークアップ、常時SSL化、パンくずリストの設定、表示スピードの高速化(スピードアップデート対策)などがあります。
そのなかでも特に重要とされているのが「コンテンツ」です。検索ユーザーが求めるコンテンツが自社サイト内にあることが重要視されています。
Googleはどのようなページを上位表示させているのでしょうか。Googleはユーザーファースト(検索者の利便性を1番に考える)を目指しています。ユーザーのためになるページを評価します。検索結果の上位に、どのようなページが結果として表示されているとユーザーのためになるのでしょうか。Googleはユーザーが入力したキーワードに対してその検索意図(なぜ検索したのか?)をさまざまなプログラム技術を使って読み解き、その答えが記載されている可能性が高いページを検索結果上位のページとして表示します。それがユーザーのためになると考えているからです。
例えば「占い 渋谷」と検索したときに結果として表示されるのは「渋谷にある占いのお店の情報」です。これは、Googleの「rankbrain(ランクブレイン)」が、これが適切な検索結果だと判定しているためと考えられます。単にウェブ上の占いのサイトを調べている人は「渋谷」とは入力しないため、このキーワードで検索している人は「渋谷にある占いのお店を探している人」である可能性が高いと考えられます。こうして検索者の検索意図を想定して、検索結果に出るべき情報が掲載されているサイトを評価し、検索結果に表示しています。
実際に検索結果は、「渋谷に店舗がある占いのお店のウェブサイト」や「渋谷で人気のある占いのお店一覧」となっています。これらのページは「占い 渋谷」と検索した人が、情報を大量に仕入れることができるために、参考になるページと言えます。
また、別の事例では、「占い 山羊座」と検索した人の検索意図は「山羊座の占い結果を知りたい」となるでしょう。「占い 種類」と検索した人の検索意図は「占いにはどんな種類があるのかしらべたい」となります。そしてこれらのキーワードで実際に検索すると、その検索意図の答えとなるページが表示されています。
つまり、検索したキーワードに対して、その検索意図を読み解き、その答えとなるページが上位に表示されているのです。
コンテンツSEOにおいてもこの部分が重要となります。対策したいキーワードにおける、「検索意図に合った品質の高いコンテンツ」を作ることが、SEO上有効となりますので、自社に興味を持っていただく可能性がある初心者からベテランの方が、どのようなことを知りたいか、どのようなことを問い合わせしたいかを考えて、その検索意図に応えるコンテンツを用意します。
ここで改めてコンテンツSEOについて説明をいたします。
良質なコンテンツを継続的に発信することで検索結果の上位表示を狙うことをコンテンツSEOと言います。
「ユーザーにとって有益な情報を発信」することでページやサイトの価値を高めるSEO対策です。つまりは先ほど説明をした「検索ユーザーの検索意図の答えがあるコンテンツ」=「有益な情報」となるため、そういったコンテンツを増やしていくことが重要です。
コンテンツSEOに取り組む際には、具体的には何をすればいいのでしょうか。基本的な実施手順を説明します。
あなたのサイトのようなサービスを探している人になりきって、検索をしてみましょう。その時に検索したキーワードが、自社サイトを探すときに使われているキーワードに近いと考えられます。可能であれば、ユーザーが大手の対応に困っているポイントを押さえたキーワードを選びましょう。(土日・深夜・早朝営業などの柔軟な対応や信頼など、勝っているポイントを押さえたキーワードで対策を行いましょう)
SEO対策したいキーワードを実際にGoogleで検索してみます。検索結果の上位サイトに記載されている内容を見ます。その内容が、現在Googleが対象の検索キーワードに対して評価している最適解を提供しているページとなります。
上位表示されているページの内容を参考にして、より具体的かつ便利なコンテンツで、オリジナルな内容になるよう、記事内容を決めていきます。もちろん、上位の内容をそのまま取り入れてはいけません。必ず独自の内容でオリジナリティを出します。同じ内容だけでは先にウェブ上にコンテンツを公開しているサイトの方が有利となります。もちろん上位サイトの記事をコピーすることは言語道断です。著作憲法違反になりますし、検索順位としても、コピーコンテンツとしてペナルティを受ける可能性がありますので絶対にやめましょう。
上位のサイトよりも充実したわかりやすい情報を記載し、利便性を高めることで評価が高まります。
検索結果がより上位のサイトの内容をかみ砕いて、よりわかりやすく、かつ便利に、また独自性の高い情報を掲載します。イメージや図や表やデータ、動画を使い、独自の内容のコンテンツ記事を作成します。選定した対策キーワードも記事の中で使用して、関連性を高めます。エンドユーザーが求めている検索意図に対する回答(答えとなる内容)を含んだコンテンツを作成し、ユーザーファーストを追求します。
このような方法で質の高いSEOコンテンツを作成していきます。
参考までに、東京 渋谷でSEOを提供している会社一覧を掲載します。
会社一覧への掲載・削除などのお問い合わせに関しては、下記リンクよりお問い合わせフォームへお進みいただき、入力項目内の「お客様状況」から「サービス全般・その他お問合せ」を選択して頂いた上で、お問い合わせ内容をフォームよりお送りください。
会社名 | GMOソリューションパートナー株式会社 |
---|---|
住所 | 東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー6F |
設立年 | 2007年3月(創業2003年1月) |
電話番号 | 03-5428-6621 |
サービス名 | Find-A(ファインドエー) |
サービスURL | find-a.jp |
概要 | オリジナルコンテンツの作成によるコンテンツSEOサービスを提供しています。 |
価格 | 各種プランがございます。詳しくはお問合せください。 |
会社名 | 株式会社ウィルゲート |
---|---|
住所 | 東京都渋谷区渋谷3-12-18 渋谷南東急ビル2階 |
設立年 | 2006年6月20日 |
電話番号 | 03-6869-0631 |
サービス名 | プロモ二スタ |
サービスURL | willgate.co.jp |
概要 | コンテンツマーケティング事業、メディア事業 |
会社名 | 株式会社すまいるネット |
---|---|
住所 | 東京都渋谷区桜丘町2-9 第一カスヤビルC館 2階 |
設立年 | 平成18年6月1日(創業平成18年7月1日) |
電話番号 | 03-5459-4146 |
サービス名 | すまいるネット |
サービスURL | smilenet.co.jp/seo.html |
概要 | Googleの検索ロボットに好まれるようなウェブサイト設計を提供 |
価格 | 月額10,000円 |
会社名 | 株式会社グラファイト |
---|---|
住所 | 東京都渋谷区神宮前6-19-14 神宮前ハッピービル8F |
設立年 | 2001年3月1日 |
電話番号 | 03-5467-7088(代表) |
サービスURL | grpht.co.jp/seo.html |
概要 | ウェブ制作事業を中心にインフラ構築、ウェブ以外のデザインなどを行なっている会社 |
「MEO」とは、「Map Engine Optimization(マップエンジン最適化)」の略語です。「ローカルSEO」とも言い、Googleマップの検索結果の上位表示を狙うための各種対策施策、あるいはその対策施策を行ってくれるサービスのことを言います。
お客様と対面でサービスを提供している店舗側のビジネスが対象で、地域性の高い検索結果で目立つことができます。主に、「地域名」+「業種」などの検索結果で地図と一緒に検索結果に表示されます。
通常は、検索キーワードと関連性が高い、上位3件がウェブ検索結果に表示されます。この場所に表示されると、ユーザーはワンタップでの店舗への電話ができたり、検索結果で営時間を確認できたり、お店までの行き方をグーグルマップを使用して探すことができます。
また、スマートフォンでは多くのキーワードで、一般検索結果よりも上位に表示されることから、店舗型のお店は、MEOの対策は必須と言われております。
当社でも、MEOサービスを提供しておりますので、お気軽にご相談ください。
当社では、検索意図に応じたオリジナルコンテンツ制作によるSEOサービス『Find-A』を提供させていただいております。
15,000社以上のサイト分析を行ってきた経験・ノウハウで、検索ニーズのあるキーワードを選定し、検索意図の答えとなるコンテンツを制作するSEOサービスです。SEO対策でお困りならぜひ一度ご相談ください。