SEO対策を外注する時の確認事項

SEO対策を外注する時の確認・注意点
SEO対策を外注する時のパートナー選びと
目的達成のために確認するポイント

SEO対策を外部へ委託(外注(部分外注)・アウトソーシング・コンサルティング・伴走・内製化支援など)する際、自社の目的に合致した内容・体制かを見極めることは非常に困難です。専門的なノウハウが不足している状態での依頼や、社内リソースを極力抑えたいといった現場のリアルな課題に対し、どのように外注先を評価すればよいのかを整理いたしました。

表面的な費用対効果だけでなく、AI検索時代に対応したキーワード戦略、継続的な改善を支えるサポート体制など、判断に迷われる項目が多くございます。各項目の妥当性はご状況により異なりますので、チェックリストとしてご活用いただくとともに、率直にご相談いただくための材料としてお役立てください。

1. SEOを外注する目的に合致するかの確認

費用面で社内の専任担当者を用意できない場合や、制作会社がSEO領域に特化していない場合、安心して進行できる体制があるかどうかが重要になります。社内に知見を蓄積しつつ、業務効率を高めるための伴走力が問われます。今回依頼する際に、どうして依頼するのかということについて、社内で行おうとすると不足している点を共通認識にしておくと認識のずれが起きにくくなります。よくあることとしては、すでに対応したことがある問題にあたる確率の高さで、解決が速いといったことや、高度な経験を持つ人材を直接専任で雇うよりもコストが抑えられる、規模感のある会社に対応してもらえると、対応できる人材が急にいなくならない、ノウハウの断絶が起きにくい。長期プロジェクトの場合、対策の連続性・すでに試したこと、効果が出たことについての過去対応したことの知見の欠落が起きにくいといったメリットがあります。

2. 対策候補キーワードの的確さとAI検索対応

対象業界においてどのようなキーワードが探されているのか、どんなユーザーニーズが多いのか、他社はどうやっているのかなど、単に検索ボリュームが多いワードを狙うのではなく、自業界のターゲットが抱える悩みを解決し、実際の問い合わせに結びつきやすいキーワード設計をするにはどうしたらいいのか、その的確さが必要です。また、AIによる概要表示(SGEなど)で引用されやすい特徴をもった、信頼性につながる内容・構成を意識しつつ、幅広くリーチするためにはどうしたらいいのか。具体的な改善経験の豊富さと戦略の多彩さ、発想の新しさが求められます。

3. 実施するSEO施策内容と価格バランスの確認

SEOを外注するといっても、対応範囲と費用はさまざまな種類があります。ツール提供だけ(分析、レポートと改善発想、改善設計、改善の実施は自分でやる)のケースや、「分析、コンテンツの作成から設置代行、改善レポートの作成、定例MTGの実施まで伴走」をトータルで行うケース、対応CMSが限られているケース、各種CMSやサーバーへの柔軟な対応が可能なケース、既存の制作会社との連携対応の可・不可など、どこまで実務を巻き取ってくれるか、自社での運用想定とイメージが合っているかなど、提供される施策の内容と価格のバランスがとれているかを、確認しておくとよいでしょう。

チェックON-OFF SEO外注時の評価軸 確認しておきたい体制と評価されるポイント
最重要
自社リソースの最小化と蓄積された豊富な知見があるか
社内リソースを最小限に抑えつつ、プロのノウハウで施策を時短して進行してくれるか。
【評価される根拠】
専任の担当者を新たに雇用することなく、アウトソーシングの形で継続的な改善が可能なため、コストを抑えてプロの知見を反映した対策が可能か。また、施策の意図や結果を定例MTGで説明してくれるか。自社内にも正しいSEOの知見が蓄積されるか、確認程度でリソースを最小化してくれるか。自業界の対策事例があるかといった点を確認してみましょう。
最重要
キーワード調査とコンテンツ設計ができるか
競合調査に基づき、ユーザーの悩みを解決し、検索ボリュームやニーズの強さを見て問い合わせに繋がるようなキーワードを的確に抽出してくれるか。
【評価される根拠】
お客様側で、自業界でどのようなキーワードが効果的か不明な場合でも、競合の調査や業界の調査をしてキーワード決定前に提示してくれる完了をもっているかどうかを確認しましょう。近年増加しているAI検索(AIO)についても、対応が可能か確認しましょう。
重要
制作会社様との連携やCMS対応経験が豊富か
制作会社様との折衝不可であったり、特定のサーバー・CMSへの対応ができないケースを確認
【評価される根拠】
SEO会社様によっては、特定のサーバー・CMSへの対応ができなかったり、制作会社様に直接確認ができないケースもあります。また、契約によっては、代行はできない環境だったり、対策の反映に別途費用がかかったり、ということがあります。自社の使用しているサーバーやCMS、サイトの管理方法に対応ができるかを確認しておきましょう。
重要
レポーティングや定例MTGがあるか
SEOを外注した場合、アクセス解析や順位推移のレポーティングに加え、定期的なお打ち合わせで報告・課題分析を行い、次の課題をクリアしていきます。
【評価される根拠】
施策を行いっぱなしにせず、効果検証と、データに基づいた継続改善を実施してくれるかどうかを確認しておきましょう。対策実施・分析・報告・改善・検証のサイクルを回す環境かどうかが大切です。
比較的重要
対応内容と価格バランス
SEOを外注する場合、価格を抑えるため施策のみの実施でサポートがないケースもあります。
【評価される根拠】
そして、その方がいいというご依頼者様がいるということもあります。自社がやってほしいこと(対応内容と範囲)と、価格のバランスがよいかどうかを確認しましょう。

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筆者・監修 | SEO/AIO研究チーム

佐藤 剛

佐藤 剛(さとう・つよし)

筆者・監修者SEO/AIO研究チーム 兼任成果アライアンスチーム

SEO歴は1998年から。業種横断で2万8,000社以上の支援実績があるコンテンツSEOサービスの立ち上げに携わり、「SEOチェックツール高評価」の監修、「MEOサービス」「成果報酬型SEO」など数多くのサービスを立ち上げ。「AI時代のSEO」ほかセミナー実績多数。

川上 健太郎

川上 健太郎(かわかみ・けんたろう)

編集・監修SEO/AIO研究チーム兼任Find-Aコーダーチーム責任者

サイト制作チームを経て、Find-Aコーダーチームへ。新サービス「intention AI」の立ち上げに携わり、SEO・AIOに効果的なサービス設計を推進。現在はFind-Aコーダーチームの中で、SEO/AIO研究を活かし成果型SEOサービスの運用もリード。