AIO対策の事例 AIOを行うと、検索結果に起きる変化 独自検証
事例:AIO対策を行うと、検索結果にどのような変化が起きるか
Webマーケティングにおいて急速に注目を集めている「AIO(AI検索最適化)」。しかし、実際に対策を実施することで「検索結果にどのような変化が生じるのか」については、まだ十分に知られていません。
本記事では、当社が実施した独自の検証※検索結果の変化の観測について、AIO対策によって起こりうる検索画面上の変化を、具体的な実例(※当社の1次情報)とともに解説いたします。
1. 記事公開に伴うAI回答の変化(事例1)
当社では、「AIOサービス」という検索クエリにおいて、AI Overviewsが提示する回答と、現在の一般的な概念が異なる点に着目しました。ユーザーへより正確な情報を提供すべく、最新の概念を網羅した記事コンテンツを新たに公開し、検索結果に与える変化の影響を観測いたしました。
| NO | 比較項目 | 「AIOサービス」記事公開前後の変化 |
|---|---|---|
| 1 | AI回答のテーマ(概念) | 【公開前】「オールインワンサービス」に関する説明 【公開後】「AI検索最適化(AI Optimization)」に関する説明 |
| 2 | 参照される情報ソース | 【公開前】既存のIT用語辞典や美容系サイトなど 【公開後】公開したAIO対策に関する記事や関連サイト |
◆新しいコンテンツがAIの回答内容を更新する可能性
記事公開前、AI Overviewsは「AIO=オールインワン」という文脈で回答を生成していました。しかし、当社の新しい記事がインデックスされた後、AIによる情報の再評価が行われ、よりユーザーの検索意図に沿った「AI最適化」の解説へと表示内容が書き換わりました。
この事象は、
①既存のAI回答が常に固定の回答ではないことと、
②より適切な、評価される情報を提供すれば、AIの回答が変わること
を示しています。
ユーザーにとって適切で質の高いコンテンツを提供することで、AIからの評価が改善し、回答の傾向・回答の内容の軸そのものをよりよいものに変化させることができそうです。
左の画像は、画面上部が【記事公開前】「オールインワン」の文脈で回答されていた状態です。
画面下部が【記事公開後】「AI検索最適化」のサービス説明へと書き換わったものです。
2. AIO回答とSEO順位へ反映されるまでの時間
※2026年5月20日時点の期待値(事例2)
事例1に加えて、さらに、「AIO 曖昧さ回避」という検索クエリに対して、当社が作成した最新の記事(5月19日に作成した記事)がどのようにAIOとSEOの検索結果画面に反映されるかの検証を実施しました。
◆AIO対策コンテンツ公開から「約17時間以内」で反映を確認
新しい記事を作成し、検索結果にインデックス申請をしてから検索結果にも表示されている通り、「約17時間」(※もっと短い可能性がございますが、実際に確認できた表示の例です。)という短期間で、AI Overviewsの回答内容が当社の発信した情報に反映されました。
同時に、通常の自然検索(SEO)結果においても、上位に表示されました。左の画像は、【記事公開後 約17時間】で、実際にAI Overviewsへの引用・参照元への表示と、自然検索(SEO)での上位表示の反映を確認できたスクリーンショットです。
※佐藤追記:この後、新たに別の記事で15時間後に反映したAIOの事例も確認できました。(事例3)
3. 検証結果から考える AIOへの掲載可能性とメリット
これらの検証結果から、適切なAIO対策(およびSEO対策との併用)を実施することで、AIO部分への参照・引用情報を、より良いものに変えていくことが可能であることが分かります。
また、ウェブマーケティング上のメリットとして、以下のようなことが期待できると考えられます。
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① 検索結果における存在感の獲得と認知度・信頼性の獲得
AI Overviewsの参照元(目立つカード表示とサイトへのリンク)と自然検索の上位を同時に獲得することで、あるキーワードで検索するユーザーに向けた、検索結果画面における企業の存在感や、自サイトへ誘導する面積の広さが増加します。これにより、AIが選んだユーザーに提供するべき信頼できる情報を発信しているサイトや会社としてユーザーへ安心感や信頼感が提供でき、また、自社サイト上で発信する情報がユーザーに届く可能性が高くなります。
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② 意図した文脈での情報伝達
独自に整理した情報が、AIの回答として採用されています。これにより、自社サービスに関する世間の誤解など、勝手に広がってしまうことがあるユーザーの誤解を防ぎ、検索で探している人に正しく理解してもらうための情報を意図した文脈で届けることが比較的容易になりそうです。
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③ 権威あるドメインに並ぶ表示機会の創出
従来のSEO単独では上位表示が難しいとされる規模のサイトであっても、AIの検索意図に的確に応える情報を提供することで、既存のサイトを上回る位置(AI回答の枠)に表示される可能性が生まれます。
- ④ 新しい情報が探している人にAI Overviewsとして届くスピードの改善 情報公開から17時間以内というスピードでAIの回答や、検索結果がアップデートされた事実は、新しい情報がユーザーに届くまでの速度が速くなり、よりタイムリーにメッセージを発信・浸透できる可能性を示しています。
まとめ:変化する検索結果画面への対応
検索結果の画面は、情報提供元サイトへのリンク一覧から、「AIが最新の情報を整理し、ユーザーのニーズに答えやすくする形」へと進化を続けています。そしてその表示内容は決して固定のものではなく、ウェブ上の新しい情報・コンテンツを読み込みながら、とても速いスピードで改善・アップデートされています。
今回ご紹介したAIO対策の事例が示すように、現在の検索結果にとらわれず、AIや検索エンジンが評価しやすい形に対応した、ユーザーにとって真に価値のある情報を整理してWeb上で提供することは、AIからの適切な評価を受けたり、ユーザーと接触する露出面積が増加するきっかけに繋がったりと、ユーザーとの良好なコミュニケーション機会の増加につなげられそうです。
今後のWebマーケティングにおいて、AIO対策を含むSEO対策(コンテンツSEOサービス)の技術や対応力が高いということは、ビジネスにおいてより一層、重要性が高くなってくると言えるでしょう。
SEO歴は1998年から。業種横断で2万社以上の支援実績があるコンテンツSEOサービスの立ち上げに携わり、「SEOチェックツール高評価」の監修、「MEOサービス」「成果報酬型SEO」など数多くのサービスを立ち上げ。「AI時代のSEO」ほかセミナー実績多数。
サイト制作チームを経て、Find-Aコーダーチームへ。新サービス「intention AI」の立ち上げに携わり、SEO・AIOに効果的なサービス設計を推進。デザイン・サイト制作・SEOの現場を幅広く経験している。現在はFind-Aコーダーチームの中で、SEO/AIO研究を活かし成果型SEOサービスの運用もリード。