AIツールとは?おすすめのAIツール27選をジャンル別にご紹介

2023/05/15 12:00

弊社には、「仕事で使えるAIツールとその使い方」に関する質問が多く寄せられます。

編集長
編集長

「そもそもAIってなに?」という質問も多くいただきます!

本記事では、それらの質問に対する答えとして、AIツールの基礎知識とおすすめのAIツールをご紹介いたします。

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この記事で学べること

  • AIツールの最新情報
  • AIツールの種類や選び方のポイント
  • AIツールでおすすめする5つの使い方

AIツールとは

そもそもAIとは

AIは、Artificial Intelligenceの略称で、日本語では「人工知能」と訳されます。コンピューターシステムに、人間の知能を模倣・再現する技術です。

AIに対する理解を深めるためには、「機械学習」や「深層学習」の2つを押さえておくことが大切でしょう。

機械学習

機械学習とは、いわゆるマシンラーニングのことです。コンピューターに指示し、その指示された内容を基にパターンや規則を自動的に学習させ、予測や判断を行う手法です。

学習の方法としては膨大なデータを基にした「教師あり学習」、自らデータを蓄積していく「教師なし学習」、最適解を導き出す「強化学習」の3つがあります。

深層学習

深層学習とはディープラーニングと言われるもので、ニューラルネットワークを使用して高度なパターン認識や予測を行う手法です。

ニューラルネットワークとは、脳の神経細胞の構造を数学的に表したモデルを指します。深層学習は、画像認識、自然言語処理などの分野で活用されています。

AIは、機械学習や深層学習といった学習方法を駆使して上手に機能させることができれば、スパムメールを自動的に検出するフィルター、音声認識アプリケーション、自動翻訳システム、自動運転など様々な分野で役立ってくれます。

近年ではChatGPTが登場し、対話型AIが私たちの生活に浸透しています。今後ますますAIに対するニーズは高まり、より注目されるでしょう。

AIは人間にプラスとなる便利な技術です。しかし、AIの活用にともない、倫理的な問題や社会的な課題が浮上することも想定されており、AI技術を適切に活用するための研究や法整備などが求められます。

マナブ
マナブ

AIツールがアプリ化もされ、さらに便利になりましたよね!

編集長
編集長

そうだね。数年のうちに生活の一部になっているだろうね。

AI・人工知能ができること

AI・人工知能ができることは多岐にわたります。代表的なものをいくつか挙げると、以下の通りです。

  • データ処理
  • ルーティーン作業
  • 画像認識や画像処理
  • センサー認識

データ処理

AIが扱うデータは、大量の情報を含んでいることがほとんどです。そのため、高度なアルゴリズムや技術を必要とします。

AIのデータ処理の例としては自然言語処理がありますが、これは人間が使用する言語をコンピューターで処理する技術を指します。

この技術で代表的なツールは、ChatGPTです。入力されたテキストを処理して文脈や意味を理解し、それに基づいて応答を生成する一連の動作は、AIが得意とするデータ処理のひとつです。

ルーティーン作業

ビジネスシーンにおいては事務分野のルーティーン作業が、AIによって効率化されているケースが増えています。

代表的な例としては、請求書の処理、在庫管理、顧客サポートなどです。

例えば紙の請求書をOCR(光学式文字認識)で読み取り、請求データを判別・整理して会計処理のシステムに反映することは、すでにサービスとして成り立っています。

在庫管理にしても需要予測モデルによって在庫の自動調整も可能ですし、顧客からの問い合わせ対応にはChatBotが活躍しています。

画像認識や画像処理

自動車業界での自動運転、医療業界での画像診断などは、AI活用の代表的な事例です。

自動運転はカメラやセンサーで得た情報をAIが解析して、道路標識や信号、障害物などを認識して運転を制御するまで進化しています。

画像診断では、医師を補助し、作業負担を軽くしたり効率化したりすることが期待されています。

センサー認識

スマートホームとAIを組み合わせた技術があります。この技術によって、便利で快適な生活環境が手に入ります。

また、工場の生産ラインにおいては、画像認識とセンサーを用いた不良品の判定・検知のシステムとしてAIが活用されています。

AI・人工知能ができない・苦手なこと

AI・人工知能ができない・苦手なことと言えば、

  • クリエイティブ
  • 感情を感じること

が代表的です。

クリエイティブ

現時点でAIは、創造的な活動をすることが苦手です。

芸術やデザイン、音楽、文学、映像制作などの分野で、独創的なアイデアや表現方法を用いて、新しいものを自ら生み出す力はまだまだ低いと言えるでしょう。

ただし、クリエイティブな活動ができないわけではありません。例えば、小説を書くためのタイトル、あらすじ、章立て、プロット、ジャンルなど、必要な情報を提供すればストーリーを作り出してくれます。

しかし、読み手を引き込む作品に仕上がるかどうかは別の話です。

感情を感じること

AIは、感情を持つことができません。

人の気持ちを汲み取った人間味のある言動はできませんし、人間の特性や個性を理解することも苦手とされています。

感情を感じ、それに応じた行動を取ることは、プライベート・ビジネスどちらのシーンでも重要な能力です。現在のAIでは、人の感情が関わってくる分野での活用は不向きと言えるでしょう。

AIを活用する際は、AIの特性を理解した上で、適切に活用する姿勢が人間には求められます。

なぜ今AIツールが注目されているか

今、AIが注目される理由として、

  • 業務効率化ができる
  • 生活が便利になる
  • データの分析・予測ができる

といったことが挙げられます。

AIが注目されている理由1.業務効率化

業務を今よりももっと効率よく行える技術として、AIは期待されています。

例えば流通業界やサービス業界の場合、AIを顧客分析や予測に活用することで、販売計画の最適化、顧客ニーズに合わせた商品・サービスの提供が可能となります。

従来の手作業による分析作業に比べ、AIによる分析は高速かつ正確であり、生産性の向上に繋がります。

編集長
編集長

メディア運営においても記事作成や校閲などの業務効率化に貢献してくれます!

AIが注目されている理由2.生活の利便性向上

生活面では、AI家電やロボット掃除機がすでに家庭に入り込み、利便性が向上しています。

例えば、スマートスピーカーでは天気予報の確認や音楽の再生、スケジュール管理などが可能です。スマート冷蔵庫は、食品の在庫状況を把握し、賞味期限や消費期限を管理することができます。

ロボット掃除機に至っては、部屋形状の自動認識、最適な掃除ルート計算、障害物回避などの能力を、スマートフォンと連携して遠隔操作でフルに発揮できる仕様になっています。

AIが注目されている理由3.データの分析・予測

AIの得意とするところのデータ分析・予測については、マーケティングの分野で、さらに需要が高まる傾向です。

例えば、顧客の嗜好や行動パターンの分析にAIを活用することで、ターゲット層を特定できるでしょう。ターゲットが分かれば、そのターゲットとなる顧客の購買履歴といったデータを集め、好みそうな商品やサービスを予測することもできます。

ここ最近では、イオンがAIを活用した商品発注の最適化を図るシステムを、実験的に100店舗に導入した結果、

  • 在庫は平均で3割減
  • 欠品15%改善

という成果につながっています。

参照:イオン、AIが商品発注量計算 全国380店で作業時間半減 – 日本経済新聞

AIツールの3つの種類

AIツールには、様々な種類がありますが、一般的に浸透しつつある

  1. チャット
  2. 文章作成
  3. 画像の処理と生成

の3つを取り上げてみます。

AI TOOL 1チャット

ChatGPTやチャットボットのように、自然言語処理技術を用いて、人間の言葉を理解して自動的に応答するツールが登場しています。

チャットボットはすでに多くの企業が、顧客サポートやFAQサイトなどに実装して利用しています。

官公庁でも農林水産省がChatGPTの有効活用に向けての検討が始まっていますし、文部科学省も教育現場の取扱い指針を作成する模様です。

また、学校のプログラミング教育などを手がける民間企業が、教師向けに学校でAIを活用するガイドを無料でダウンロードできるように公開しています。

参照:農水省が4月中にも中央省庁初のChatGPT利用、先陣切って実際の業務で使うワケ | 日経クロステック(xTECH)

AI TOOL 2文章作成

文章作成の分野においては、すでにAIを活用したツールが多くリリースされています。手軽にAIによる文章作成を体験するには、ChatGPTやMicrosoft Edgeが最適です。

自然言語処理技術が用いられており、ブログ記事、SNS投稿用の文章以外にも、社内外向けのニュース記事やレポート、商品またはサービスレビューなどの文章作成に利用できます。

Web広告に使用するコピーの下書きやアイデア出しなど、多くのアウトプットが必要な場合にも重宝します。

AI TOOL 3画像の処理と生成

AIを利用した画像の処理・生成は、注目度が高い項目の1つです。画像を作る様々なツールやスマホアプリが続々とリリースされ、それらは業務に活用されています。

AIツールで生成した画像の商用利用や著作権については、ツール開発者や運営者によって対応が異なりますので、チェックしておきましょう。

また、肖像権については画像生成ツールを利用する際に関わってくるため、必ず注意したいところです。

AIツールの選び方

AIツールの選び方については、

  1. 解決したい課題を明確にする
  2. 使いやすさや操作性を試す
  3. 利用料金は予算内か
  4. 利用環境が適しているか

という視点がポイントになります。

経済産業省では、中小企業のAI活用促進を目的としたAI導入ガイドブックが公開されていますので、ぜひともご覧ください。

参考:中小企業のAI活用促進について(METI/経済産業省)

POINT 1解決したい課題を明確にする

AIツールは万能ではありません。ツールごとに特性があるため、それを踏まえた導入を考える必要があります。

例えば、顧客対応や質問への回答に膨大な時間を要していることが課題として上がっていた場合は、チャットボットの導入を検討してみるのもよいでしょう。

在庫数や発注量の判断が担当者でバラツキがあり、欠品や品切れが多い課題がある場合は、データを分析するタイプのAIツールの導入が望ましいです。

AIツールを導入する際は、まずは解決したい課題をはっきりとさせ、その上で各ツールの特徴をチェックしていくとよいでしょう。

POINT 2使いやすさや操作性を試す

高度な機能を有していても、使いやすさや操作性に問題があるようであれば、運用面での効率が向上しない可能性があります。

専門知識の有無を問わず誰でも使えるか、オペレーションが複雑過ぎないか、管理運用コスト・AIの学習能力向上の手段・サポート体制はどうか、ツール自体の安定性や信頼性は問題ないかなど、トータルでの使いやすさを見極めるようにしましょう。

導入前に、実際に使用する担当者に操作性のテストをお願いし、導入をすべきか話し合って検討するのがおすすめです。

POINT 3利用料金は予算内か

AIツールの運用において、初期費用や諸費用、ランニングコストも含めて、利用料金が予算内に収まるかどうかは、気にしておきたいポイントです。

ツールごとに料金体系や金額は異なります。無料のツールも中にはあるので、費用が気になる場合はそちらの利用を検討するのもおすすめです。
年単位でコストをシュミレーションし、予算内に収まるツールをピックアップしてみましょう。

POINT 4利用環境が適しているか

AIツールの利用環境としては、主に、

  • クラウド
  • オンプレミス

があります。

クラウド

クラウドタイプのツールであれば、インターネットを通じてシステムを利用できます。必要な時に必要なだけ使いたい場合は、クラウドタイプのツール導入を検討しましょう。

オンプレミス

AIツールを自社で管理して使用するためにシステムを組み上げることを、オンプレミスと呼びます。

クラウドが登場する以前のスタンダードな運用方法です。ソフトウェアの購入・管理、ハードウェアの設計・構築さらには保守、点検、メンテナンスに至るまで、すべてをインハウスで行います。

専任の管理運用チームが必要である反面、データ管理などを外部に依存しなくて済むため、セキュリティ面での安心感があります。

クラウド・オンプレミスのどちらが良いかは、それぞれの環境次第で異なります。自社にとって最も都合のよい利用環境を選択しましょう。

AIツールのおすすめ使い方5つ

POINT 1AIツールで集客・広告用キャッチコピー案を作成

集客・広告用のキャッチコピーは、候補を出すにも時間がかかります。

AIツールであれば、限られた文字数の中でたくさんのキャッチコピーを作り出せるため、時間の短縮と作業の効率化が図れます。

ただしゼロから作り出すことは不可能なため、ある程度の情報は整理しておかなければなりません。

  1. ターゲット(ペルソナ)の決定
  2. メッセージを簡潔かつ明確に伝えるキーワード選定
  3. 広告対象の特徴、ベネフィット
  4. 媒体ごとの表現方法

これらの情報を事前にまとめておくことをおすすめします。

広告のキャッチコピーがいくつか提案されたら、実際に出稿して成果を測定し改善を続けることも必要です。

POINT 2AIツールで効率的に情報収集

AIツールを活用することで、商品のデータや自動運転における走行関連のデータなど、あらゆるデータを集められます。

データ収集を人だけで行うと、かなりの手間がかかってしまい大変です。AIにデータ収集を任せることで、コストの削減・業務の効率化が図れます。

POINT 3AIツールで色んな用途のオリジナル画像を生成

AIツールの中には、テキストまたはキーワードを入力すれば、自動的に画像を生成してくれるものもあります。

わずかな時間で画像を生成でき、そのクオリティに驚く方も多いでしょう。

広告、Web、印刷物、プレゼン用画像のほか、イメージ画像、イラストなど、様々な用途に使える画像が手に入るため、ビジネスの場においても注目されています。

POINT 4AIツールで新規集客事例を収集

AIツールは、様々な集客事例の収集にも使えます。

例えば、ChatGPTに「予算100万円でWeb広告の集客に成功した事例を3つ」などと入力すると、情報を提示してくれます。

より詳細な情報が知りたい場合は、「具体的な会社名、集客手段も提示」といった具合に、指示の仕方を工夫するとよいでしょう。

業界や地域などを絞り込めば、競合の集客状況も調査できる可能性があります。

POINT 5AIツールでWeb記事の下書きを生成

Web記事の作成は、記事の内容や文字数によっては高い労力が求められる作業です。記事作成の負担軽減・時間短縮をするための手段として、AIツールは役立ちます。

AIツールによって生み出された記事は、ある程度の品質はありますが、まだまだ情報の正確性の面では不安が残るため、人の手による校閲・校正といった作業は必要です。

「Web記事の下書きはAI→下書きを基に人間が記事を完成させる」といった具合に、ライターのサポート役としてAIツールを活用することで記事の品質を確保しつつ、効率よく作業できます。

ライティング・記事作成ができるAIツール8選

総務省の統計では、2025年度にはAI市場は1,200億円にまで到達すると予測されています。

出典:総務省|令和4年版 情報通信白書|市場概況

今後はより一層、用途に応じてうまくAIを活用していく必要があるでしょう。

下記では、ライティング・記事作成のおすすめAIツールを8つご紹介いたします。ライター不足、記事作成時間の短縮が課題の法人や個人は、ぜひともご覧ください。

  1. ChatGPT-4 – 文字と画像の同時入力で文章生成が可能
  2. Rytr – 永年無料で高品質コンテンツを数秒で生成
  3. Frase.io – 高品質のSEO記事を数分で調査、作成、最適化
  4. Catchy – 100種類以上の豊富なツールが魅力
  5. BuzzTai – バズることを目的とした広告コンテンツを生成
  6. Elyza Pencil – 職務経歴書の書き方に悩む人はAIがヒントを提供
  7. Autoblogging.ai – 1クリック6,000字前後の自動記事生成【日本語未対応】
  8. Jasper AI – 文章のトンマナ設定もできる

AI TOOL 1ChatGPT-4 – 文字と画像の同時入力で文章生成が可能

テキストと画像(写真、図、スクリーンショットなど)を同時に入力すると、その内容についてコメントを返してくれます。

例えば、卵と小麦粉の画像と、この材料で何ができるかと質問すると、パンケーキなどの回答が得られることもあります。
※実際に回答に関しては、ケースごとに異なります。

オリジナルキャラクターの設定、ネーミング、キャッチコピーのヒントや提案にも最適です。

編集長
編集長

HTMLやCSSも教えてくれるので、記事の構築の補助としても使えます!

AI TOOL 2Rytr – 永年無料で高品質コンテンツを数秒で生成

40種類以上の用途に応じたテンプレートで独自性の高いコンテンツを生成します。

ブラウザの拡張機能でメール、SNS投稿、ブログ記事作成などの時間短縮も図れます。

SEOやモバイルフレンドリーにも対応している高機能リッチテキストエディターを備えた、オールインワンのライティングプラットフォームです。

AI TOOL 3Frase.io – 高品質のSEO記事を数分で調査、作成、最適化

入力したキーワード・フレーズを基に、記事や資料などのコンテンツを自動で生成するツールです。生成したコンテンツは、修正・編集できます。

提供しているサービスの特徴から、SEO対策やコンテンツマーケティングに適したAIツールと言えます。

AI TOOL 4Catchy – 100種類以上の豊富なツールが魅力

用途に応じて、100種類以上の生成ツールを使える、AIライティングアシスタントツールです。

記事や画像の生成、広告キャッチコピー、YouTubeのコンテンツ企画など、多種多様なコンテンツの作成に役立ってくれます。

無料・有料プランの両方があるため、用途に合わせてプランを選択できます。

AI TOOL 5BuzzTai – バズることを目的とした広告コンテンツを生成

有名コピーライターを彷彿とさせる商品広告やコンテンツを、複数のSNS媒体(Twitter、Instagramなど)に合わせて自動で生成可能です。

2ステップで記事を生成できるので、手軽に利用しやすいでしょう。

AI TOOL 6Elyza Pencil – 職務経歴書の書き方に悩む人にAIがヒントを提供

好きなキーワードを入力して文章を生成するシンプルなAIツールです。

「ニュース記事」「メール文」「職務経歴」の生成カテゴリがあり、キーワードを2~8個登録するだけで高品質な文章を生成します。

転職活動で必須の職務経歴書の書き方に悩んでいる人は、このツールを利用することで表現のヒントを得られるため、効率化が期待できます。

AI TOOL 7Autoblogging.ai – 1クリック6,000字前後の自動記事生成【日本語未対応】

Autoblogging.aiには、クイック・モード(タイトル指定)、プロ・モード(タイトル、見出し、キーワード指定)などのモードがあり、6,000文字ほどの記事を1クリックで自動生成します。

日本語に対応していないため、利用の際は生成されたコンテンツを、Google翻訳やDeepLなどで日本語に訳して校正する必要があります。

AI TOOL 8Jasper AI – 文章のトンマナ設定もできる

多くの企業やマーケターに利用されており、SNS、広告、ブログ記事、メール、Webサイトなど幅広い分野で、それぞれの用途に応じたツールを提供しています。
日本語を含む29の言語に対応し、文章トーンも設定できます。SEOで上位表示されるオリジナルコンテンツを作成したい方にもおすすめできるツールです。

自然な会話(チャット)ができるAIチャットツール9選

会話形式(チャット)でAIとコミュニケーションを図りながら、情報を導き出すことが可能なAIチャットツールを9つ紹介します。

  1. ChatGPT – 質問回答、翻訳、文章要約など機能満載
  2. Bing – 検索、ブラウジング、チャットがひとまとめ
  3. LINE bot「AIチャットくん」- LINEで使えるAIアシスタント
  4. PrimeAgent – 疑問解決を支援するAIチャットボット
  5. Enoki – チャットボット活用可能なAIプラットフォーム
  6. Notion AI – 社内外向けの文章作成に特化したAIツール
  7. IBM Watson Assistant – 多様な質問表現でも意図を汲み取り
  8. Karakuri – AIチャットボット満足度No.1(IT review)
  9. PKSHA Chatbot – 国内シェアNo.1のAIチャットボット

CHAT TOOL 1ChatGPT – 質問回答、文章作成、文章要約など機能満載

自然言語処理のアルゴリズムを用いて、あらゆるジャンルの質問に答えてくれるツールです。応用でチャットボットを使ったFAQ対応、カスタマーサポートなど、コミュニケーションを必要とするビジネスシーンで優れた性能を発揮しています。

データを与えれば、小説、レポート、記事の生成はもちろん、重要な資料や文献の要約もポイントを外さず簡潔にまとめることが可能です。

CHAT TOOL 2Bing – 検索、ブラウジング、チャットをひとまとめ

Microsoftが運営している検索エンジン「Bing」は、2023年2月7日にAIを搭載した新しいバージョンとして発表されました。

Bingは、ブラウザのMicrosoft Edgeを立ち上げて使用するツールです。質問の回答、文章作成、特定の情報に関する詳細、長文の要約などに利用できます。

日常の生活からビジネスシーンまで幅広く対応しているのが強みです。

CHAT TOOL 3LINE bot「AIチャットくん」- LINEで使えるAIアシスタント

LINEの「AIチャットくん」は生活上の悩みへの回答、仕事で必要な情報収集、文章作成を代わりに行ってくれるツールです。

友達追加だけで利用可能という手軽さから、リリース1ヵ月で登録者100万人を突破しています。音声入力にも対応している便利なツールですが、無料プランでは1日5回までの利用しかできません。

機能としては情報検索、翻訳、文章作成などがあり、様々な用途に使用できます。

CHAT TOOL 4PrimeAgent – 疑問解決を支援するAIチャットボット

スロットフィリング(聞き返し機能)、SNSや有人チャットとのAPI連携、RPA連携による業務自動化の支援、メールアプリケーション連携など、機能はもりだくさんです。

多くの機能を活かした様々な対応が期待できます。例えば、チャットボットによる対応中に有人対応が必要な案件が生じた場合、有人によるサポートをシームレスに実行できる強みがあります。

CHAT TOOL 5Enoki – チャットボット活用可能なAIプラットフォーム

5種類のAIエンジンを持ち、質問パターンの複雑さに強く、会話表現に対して適切な回答を提示できることが特徴です。

スタンダードなチャットボットとしての活用もできますが、外部と連携できるAPIを搭載していることから、拡張性を活かした運用もできます。

CHAT TOOL 6Notion AI – 社内外向けの文章作成に特化したAIツール

Notion AIは、社内外向けの文章作成に向いているAIツールです。

ブログやSNS投稿記事の下書き、プレスリリース、会議の議事録要約作成などに活用できます。英語やドイツ語、スペイン語の文章も作成可能です。

CHAT TOOL 7IBM Watson Assistant – 多様な質問表現でも意図を汲み取りできる

様々な質問表現を理解した上で、対応してくれるAIツールです。

質問をする際、意味が同じでも質問の仕方が異なることは多いでしょう。例えば、「明かりをつけて」「明かりをつけろ」は、意味としては同じです。

このツールは、その文章の揺らぎを把握し、同じ質問であることを理解してくれます。

CHAT TOOL 8Karakuri – AIチャットボット満足度No.1(ITreview)

ITの専門知識は不要、マニュアルなしでも直感的な操作が可能です。

カスタマーサポート担当者にもやさしいチャットボットと言えるでしょう。FAQサイトの自動生成、有人サポートへのスムーズな移行もできます。

カスタマーサポートに特化したチャットボットを探している場合は、最初にチェックしたいツールと言えます。

CHAT TOOL 9PKSHA Chatbot – 国内シェアNo.1のAIチャットボット

ドコモ、JCBなどが利用しており、金融系企業への導入実績もあるAIチャットボットです。

Webサイトへの実装は数行のタグを埋め込むだけで、すぐに使用できます。効率的なメンテナンス支援機能があり、FAQのメンテナンスコストが約25%程度に抑えられることも特徴です。

マナブ
マナブ

すごく多い、、、まだあるんですか?

編集長
編集長

まだまだあるよ!

デザイン・画像処理ができるAIツール8選

デザインや画像の生成などが可能なAIツールを8つ紹介します。

  1. DALL・E 2 – ChatGPTのOpenAIがリリースした画像生成AI
  2. Canva – 1フレーズで多彩なイメージスタイルの画像を生成
  3. starryai – 英単語入力でAIが画像を自動生成するアプリ
  4. shutterstock – クオリティの高い画像をキーワードから自動生成
  5. Midjourney – コマンド入力で自在にオリジナル画像を生成可能
  6. NovelAI Diffusion – ファンタジックなイラストが好きな人向け
  7. Stable Diffusion – オープンソースのAI画像生成プログラム
  8. niji・journey(にじジャーニー) – 躍動感あるアニメデザインに最適

AI TOOL 1DALL・E 2 – ChatGPTのOpenAIがリリースした画像生成AI

ChatGPTのリリースで世界を席巻しているOpenAIが開発した画像自動生成ツールです。テキストを読み取り、オリジナルのリアルな画像やアートを作成できます。

例えば「緑色の靴下に赤い帽子をかぶったピザを描いて」といった非現実的な要求でも対応する画像を自動生成します。

無料版があるので、気になる方は使ってみると良いでしょう。しかし、無料版は、回数制限があるので、沢山画像を生成したい方は有料版の利用がおすすめです。

AI TOOL 2Canva – 1フレーズで多彩なイメージスタイルの画像を生成

AI画像生成ツール「Text to Image」は、言葉やフレーズに応じて画像を生成するツールです。
デザインでの活用はもちろん、SNS投稿、プレゼンテーション用の画像としても利用できます。

イメージを手軽に具現化し、できあがった画像は加工もできる使い勝手の良さがあります。

ネオン、色鉛筆、フィルム調などイメージスタイルを選べます。

AI TOOL 3starryai – 英単語入力でAIが画像を自動生成するアプリ

英単語を入力するだけで、AIが画像を自動で生成してくれるスマホアプリです。

日本語には、残念ながら対応していません。キーワードが思いつかないときは他のユーザーの作成事例を参照することで、ヒントや着想に活かせます。

複数のキーワードを盛り込めば、オリジナルキャラクターも作成可能です。

AI TOOL 4shutterstock – クオリティの高い画像をキーワードから自動生成

キーワードを入力してAIに画像を自動生成させるタイプのツールです。

写真、アート、デジタル、3D、シーンなどのスタイル選択もできます。キーワードを入力するだけの簡単な操作方法のため、初めてでも使いやすいです。

AI TOOL 5Midjourney – コマンド入力で自在にオリジナル画像を生成可能

入力したキーワードをコマンドとして画像を生成するツールです。

コミュニケーションツールのDiscord上で提供されているので、利用にはDiscordアカウントが必要です。Discord1アカウントに対して、25枚の画像を無料で生成できます。

それ以上の枚数を生成したい場合は、有料プランを選択するとよいでしょう。

AI TOOL 6NovelAI Diffusion – ファンタジックなイラストが好きな人向け

小説をAIで生成するサービスとして立ち上がり、後にイラストを自動で生成するサービスとして公開されたのが「NovelAI Diffusion」です。

イラストを生成するには、サブスクリプションへ加入しなければなりません。プロンプト(キーワード)を入力、または画像アップロードとの組み合わせで、ファンタジックなイラストが生成されます。

AI TOOL 7Stable Diffusion – オープンソースのAI画像生成プログラム

Stable Diffusionは、オープンソースのAI画像生成プログラムです。

オープンソースゆえに使用するには、

  • Stable Diffusion採用のWebサービスを利用
  • Stable Diffusionをインストールもしくはプログラムコードを書き込み生成

これらのうち、いずれかの方法を選択することになるでしょう。

テキストを入力することで、画像を自動生成してくれます。画風(実写系や二次元系など)の変化にも対応しているため、同じ絵でも異なった印象の画像に仕上げられます。

AI TOOL 8niji・journey(にじジャーニー) – 躍動感あるアニメデザインに最適

オリジナルアニメイラストに特化したAI画像生成ツールです。テキスト入力で画像を生成するタイプのツールで、V5モデルにバージョンアップしています。

V5モデルでは、ターミネーターライン(光と影の領域境界線)など細かい描写の精度が向上しています。躍動感のあるアニメ画像の生成に最適です。

その他の便利なAIツール2選

ライティング・記事作成、自然な会話(チャット)、デザイン・画像処理についてのAIツールを紹介してきましたが、最後に便利なAIツールを2つ紹介します。

  1. voitra – 音声・動画ファイルのアップロードで簡単文字起こし
  2. Prediction One – ソニー開発の高精度な企業向けAI予測分析ツール

AI TOOL 1voitra – 音声・動画ファイルのアップロードで簡単文字起こし

音声ファイルや動画(mp4/.avi/.mpeg/.wmv)ファイルをアップロードするだけで、自動で文字起こしを可能としたAIツールです。

様々な言語に対応しており、将来的には自動翻訳も予定されています。

最大5人の同時発話を認識できることが強みで、会議や打合せの文字起こしには最適です。YouTube投稿用の字幕作成もツールで文字起こしすることで、楽になるでしょう。

AI TOOL 2Prediction One – ソニー開発の高精度な企業向けAI予測分析ツール

機械学習やプログラミングなどの専門知識不要で予測分析を可能とするAIツールです。

データを用意して数クリックするだけで、自動的に実行する手軽なオペレーションが特徴です。

ソニーが自社のAI教育にも利用しているほか、KIRINやYAHOO!JAPANも採用している実績から、その精度の高さが伺えます。

編集長
編集長

これで27選の紹介完了!

マナブ
マナブ

こんなに種類があるんですね。

まとめ

仕事で使えるAIツールについて解説しました。

総務省のAI市場における統計では、2025年度には1,200億円規模に到達すると予測されており、今後もAIツールのリリースは続いていくでしょう。

効率的なWeb集客やSEO対策を行うためには、AIツールの有効活用が欠かせません。

そのためにWeb担当者は、数多くのAIツールから、コスト、機能、さらにはオペレーションやメンテナンスのしやすさなどを考慮して、導入から運用までをコーディネートするスキルも必要となってくるはずです。

実務面ではコンテンツの作成からデータの分析まで、AIツールと上手く付き合っていくことが、成果への近道と言えます。

今回紹介したAIツールについて、参考にして頂ければ幸いです。

この記事を書いた人

SEOタイムズ 編集部

SEO対策実績「20,000社」を超えるGMOソリューションパートナー株式会社がインハウスSEOに取り組む企業様・個人に向けSEO情報を発信。

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