今回ご紹介するのは、Webサイトのパフォーマンスを改善するコンテンツの切り口になります。
それは、「エトス」・「パトス」・「ロゴス」というものです。
聞き慣れないかもしれませんが、「エトス」・「パトス」・「ロゴス」とは古代ギリシャの哲学者アリストテレスの言葉です。
これらは物事をより良く伝えるための要素となります。
「エトス」とは
「エトス」とは人物の性格や習慣です。
ポイントは、どのような人が情報発信しているかというものになります。
「あの人の言うことなら信頼できる」「あのブランドならばほしい」など、継続的に有益な情報発信をしていくことで、信頼を深めることが出来ます。
また、モンドセレクション受賞や楽天市場ショップ・オブ・ザ・イヤー受賞などの外部からの表彰、同業者やユーザーからのおすすめ文なども発信者の権威を高め説得力を高める効果があります。
「パトス」とは
「パトス」とは感情的な内容です。
単純な分類、スペックや性能の説明では、商品サービスの魅力は伝わりづらいです。
商品サービスによって得られる満足感や喜び、提供者のこだわりやコンセプト、情熱など感情的な内容の方がより共感を得られやすいです。
「ロゴス」とは
「ロゴス」とは論理的内容です。
商品サービスによって得られるメリット。ない場合にうけるデメリット。
なぜ、選ばれるのかという理由と、そのような要素をサイト内に増やすことでWebサイトから得られるコンバージョンはより多くなるかと存じます。
まとめ
現代のWebサイトの改善に、約2300年前の英知がうまくはまるというのは不思議な気がしますが、技術は進化しても人間の感性は変わらない部分が多いのかもしれません。
商品サービスの魅力をより効果的に伝えるために、この「エトス」・「パトス」・「ロゴス」の観点からコンテンツを追加していきましょう。
そうすることで、Webサイトのパフォーマンスをより向上させることができるかと思います。