【完全保存版】Webライティングの基礎知識

公開日 2023/03/24 18:00
更新日 2024/03/19 04:04

Webライティング初心者の方の中には「記事を読んでもらうにはどうしたらいいのか」とお悩みの方も多いのではないでしょうか?

なんとなく書いただけでは、人に選ばれるコンテンツにはなりません。時間をかけて書いたとしても、読んでもらえない可能性が高いのです。

マナブ
マナブ

読んでもらえる記事を書くコツってあるんですか?

編集長
編集長

まずは文章を書くテクニックを覚えることが大切だよ。テクニックを勉強することで、読んでもらえる記事の要素を理解できるんだ。

こちらでは、Webライティングの概要や種類、必要なテクニックやポイントなどをご紹介します。弊社が実際にライターの教育・研修でも伝えている、リアルなノウハウをお伝えします。

「Webライティングのスキルを上げたい」「検索エンジンに評価される記事を書けるようになりたい」とお悩みの方は、ぜひご一読ください。

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この記事で学べること

  • Webライティングに使えるツールや書籍
  • Webライティングの概要や種類
  • Webライターの仕事について
  • Webライティングのテクニックやポイント
  • Webライティングの手順
  • Webライティングのスキルが身につく資格
  • Webライティングでやってはいけないこと

Webライティングとは?

みなさんは、「Webライティング」の意味をご存じですか?

Webライティングとはその名のとおり、Web上に掲載される記事を書くことです。文章作成のスキルはもちろん、SEOの知識なども求められます。

Webライティングと紙媒体の違い

Web上に掲載される記事と紙媒体の記事では、ユーザーの目的や行動に違いがあります。

理解しながらじっくりと読みたいユーザーが多い紙媒体の記事では、情報や知識を盛り込んだり、流れに沿って結論が最後になったりしても、ユーザーは離脱しにくい傾向があります。

一方、Web上に掲載される記事は、知りたい情報のみをすぐに取得したり、流し読みで重要なポイントをつかんだりすることが目的ですので、ユーザーを離脱させないためには、知りたい情報をよりわかりやすく、結論から書く必要があります。

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検索からの流入を狙う!SEOライティング

Googleなど検索エンジンからの流入を目的に記事を作成するのが、SEOライティングです。

Googleの検索結果の上位に表示されると、多くのユーザーにコンテンツを読んでもらえるため、商品の購入やサービスの利用につなげられます。

SEOライティングでは、企業側がユーザーに伝えたい情報だけを記事にするのではなく、検索ユーザーに役立つ情報を盛り込み、記事を作成することが重要です。

スキルがあるSEOライターは、単価も高く、企業案件が多いという特徴があり、スキルアップにおすすめのライティングスキルです。

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広告で人を惹きつける、コピーライティング

新聞・雑誌・インターネットなどの広告に記載される文章を作成のが、コピーライティングです。

商品やサービスのキャッチコピーを書くこともあり、ブランディングの意味合いが強いライティングです。商品やサービスに興味を持ってもらう入り口を作る役割があります。

少ない文字数の中で的確な表現を選ぶこと、メッセージ性やストーリー性を伝える力などが求められます。

売れる文章を作る!セールスライティング

企業のランディングページや商品・サービスの紹介ページなど、販売に直結する記事を作成するのが、セールスライティングです。

セールスライティングは、ユーザーに商品の購入や、サービスを利用してもらうことを目的としています。

コピーライティングが「お客さんを振り向かせる文章」だとすると、セールスライティングは「振り向いてくれたお客さんを購入に繋げる文章」です。

そのため、紹介する商品やサービスをしっかりと理解し、購入や利用につながるような文章を作成する必要があります。企業の売上に直結することから、スキルを高めれば高単価を狙えます。

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ブランドを左右する、コンテンツライティング

企業のホームページには、商品やサービスの紹介以外にも、お役立ち情報などのコンテンツが掲載されていることがほとんどです。

商品やサービスを紹介するセールスライティングとは異なり、コンテンツライティングは企業のブランドイメージの向上や、事業内容のアピールなどを目的に記事を作成します。

そのため、ユーザーの検索意図に合わせた内容を、わかりやすい文章で書く工夫が必要です。

実体験を反映する、コラム記事

情報だけではなく、書き手の体験や経験、意見などを加えて作成するのがコラム記事です。

コラム記事は書き手の体験や経験を踏まえて記事を書くため、ユーザーの賛同や共感を得られやすいメリットがあります。

自分の得意分野や専門性がある方は、その分野専門のWebメディアで連載を持ったり専属ライターになれる可能性もあります。

商品を比較する、まとめ記事

ランキングで商品やサービスの優劣をつけたり、良し悪しを比較したりするのがまとめ記事です。

季節や社会情勢などでランキングは変化するため、常に新しい情報をユーザーに届けることが重要です。

商品の比較・リサーチが好きな方や流行に敏感な方におすすめです。

生活にも身近なレビューや口コミ

ネットショップや口コミサイトなどに、レビューや口コミを書くこともWebライティングに含まれます。

実際に購入した商品を使用したり、サービスを利用したりしたユーザーが、感じたことや思ったことを書きます。

レビューを読む人のことを考えて、良い評価ばかりではなく、悪い評価をどのように書くか?もスキルが問われます。

聞き役が得意ならインタビュー/取材記事

人物やお店、企業などに対してインタビューや取材を行って書く記事です。

書き手がユーザーに伝えたい情報ではなく、その人物や企業が発信したい情報をユーザーに伝えるために書きます。

案件によっては、実際に取材に足を運んだり、インタビュー前の打合せを行うこともあります。

人の話を聞くのが好きな方、ストーリー性のある文章が好きな方は、インタビューライターの素質があるかもしれません。

テキスト系SNSへの投稿

Webライティングには、企業のホームページに掲載する記事だけではなく、SNSに投稿する文章を書くことも含まれます。

SNSには様々な種類がありますが、主にテキストがメインとなるTwitterやFacebookなどに投稿します。

商品紹介が収入になる、アフィリエイト記事

販売に直結する記事を作成するセールスライティングに対し、間接的に宣伝する記事がアフィリエイト記事です。

個人のブログなどにアフィリエイト広告を貼って、その広告やリンクをクリックしたり、クリックした先で商品の購入やサービスを利用したりすることで、ブログの運営主に報酬が支払われます。

ただし、商品やサービスの宣伝が露骨なアフィリエイト記事は、Googleから流入したユーザーに敬遠されるため、商品やサービスに関連したお役立ち情報を盛り込むなど、文章の書き方に工夫が必要です。

ここまでWebライティングの10つの種類を紹介しました。

次の項目では、Webライティングに関わる仕事・職業について、その平均年収もご紹介します。

Webライティングで稼げる平均年収は?専業ライターと副業ライター比較

Webライティングの仕事は、会社に属するだけでなく副業の求人も豊富です。

こちらでは、Webライティングの仕事について解説します。

Webライティングをどうやって仕事にする?

Webライティングには前項でご紹介したように様々な種類があり、どのような内容の文章を書くかは案件や求人によって様々です。

特に資格が必須なわけではないため、文章を書くことが好きな方であれば、誰でもチャレンジできる仕事といえます。

Webライティングの仕事をするには、主に以下の3パターンが考えられます。

専属のライター

企業に属し、商品やサービスを紹介するコンテンツや、自社のメディア記事を記載するライターです。

制作会社のライター

クライアントからの依頼で、様々なライティングを請け負う会社に属するライターです。クライアントの依頼にもとづいて文章を書くため、ジャンル問わず様々な記事を書くこともあります。

フリーランスや副業のライター

Webライティングの仕事は、会社に勤めるのではなくフリーランスで行う方も多いです。

また、求人サイトやクラウドソーシングサービスでも多くの案件があるため、副業としても始めやすいです。

Webライターの年収

上記でも記載したように、Webライターには様々な働き方があります。会社員なのかフリーランスなのかによっても、年収は変わってくるのです。

一般的なフリーランスのWebライターであれば、300万円前後が平均的な年収です。

フリーランスは初めのうちは文字単価が低い案件が多いため、年収200万円未満の方も多く存在します。

経験を積んだり、得意分野を見つけたりして、徐々に収入を上げていく方が多いです。

会社に属する正社員のWebライターの場合は、500万円前後が平均的な年収といわれています。どのようなライティングを行うかによっても平均年収が異なり、広告のキャッチコピーなどを専門に書いているコピーライターのほうが年収は高い傾向にあります。

会社員でもフリーランスでも、専門性が高い記事を書けるようになる、文章能力を高める、SEOの知識をつけるなど、プラスアルファの力をつければ、年収を上げていくことも可能です。

マナブ
マナブ

どのような働き方でも、個人が持つ知識やスキルが重要になるんですね!

編集長
編集長

そういうことだね。Webライティング関連の資格や検定もいくつかあるので、知識やスキルを高めたい人は資格受験も検討みよう!次の項目で詳しく紹介するよ!

Webライティングのスキルが身につく資格・検定

Webライティングは誰でもできますが、コンテンツの目的に合わせて構成し、ユーザーをひきつける文章を書くためには、やはり知識が必要です。

そこで、Webライティングのスキルが身につく、5つの資格をご紹介します。

Webライティング能力検定

様々なWebライティング関連の検定の中で最も歴史があるのが、日本Webライティング協会の「Webライティング能力検定」です。

Webライティングに欠かせない知識を幅広く学べるため、初心者の方におすすめします。

  • 国語
  • ウェブライティング
  • コピーライティング、メールライティング
  • SEO
  • 論理
  • 法律、炎上対策
  • Webライティングに関するミニ論文

受験科目は、上記の7科目で、点数によって1~3級が認定されます。

価格について

  • 受験料:13,500円
  • YouTube動画講座セット:19,800円

Webライティング技能検定

Web上で月に1度開催されているのが、日本クラウドソーシング検定協会の「WEBライティング技能検定」です。

Webライティングの基礎が学べるため、初心者の方にぴったりの検定です。試験は選択式と記述式(200~400文字前後)で、検定に合格すると「Webライティング実務士」の資格が取得できます。

価格について

  • 模擬試験(3回まで):無料
  • 本試験:6,000円

Webリテラシー試験

Webデザイナーやディレクター、プロデューサーにおすすめするのが、株式会社ボーンデジタルの「Webリテラシー試験」です。

Web関連の一般的な知識が学べ、検定に合格すると「Webアソシエイト」の資格が取得できます。

価格について

  • 受験料:11,000円(税込)

SEO検定

SEOライティングに役立つ資格が、全日本SEO協会の「SEO検定」です。

最新のSEO技術が学べるSEO検定は、1~4級まであります。

価格について

ダウンロード学習コース(受験料1回分含む)

  • 1級:22,000円(税込)
  • 2級:19,800円(税込)
  • 3級:15,400円(税込)
  • 4級:13,200円(税込)

公式テキスト(書籍版・ダウンロード版)

  • 1級:3,652円(税込)
  • 2級:3,102円(税込)
  • 3級:2,552円(税込)
  • 4級:2,178円(税込)

※書籍版の場合は、送料として別途「380円」かかります。

問題集/過去問(書籍版・ダウンロード版)

  • 各級:2,552円(税込)

※書籍版の場合は、送料として別途「380円」かかります。

受験料

  • 1級:8,800円(税込)
  • 2級:6,600円(税込)
  • 3級:5,500円(税込)
  • 4級:5,500円(税込)

ビジネス著作権検定

国内唯一の著作権関連の資格が、株式会社サーティファイの「ビジネス著作権検定」です。

ビジネス著作権検定には初級・上級があり、上級に合格すると国家資格「知的財産管理技能士(1級・2級)」の受験資格が取得できます。

価格について

  • 初級:5,100円(税込)
  • 上級:8,000円(税込)

Webライティングの手順を7ステップで解説

Webライティングは、ただ文章を書くだけではありません。調査や構成案の作成など、複数のステップがあるのです。

こちらでは、Webライティングの手順について解説します。

STEP 1調査する

まずは競合サイトや関連キーワードを調査しましょう。

できるだけ多くの競合サイトを調査すれば、情報を豊富に得ることができます。また、関連キーワードの調査は、ユーザーニーズの把握のために必要です。

STEP 2ペルソナを設定する

オウンドメディアのペルソナ例

調査が終わったら、ペルソナの設定を行いましょう。

ペルソナとは、記事を読んでほしい詳細なユーザー像を指します。

  • どのような人に読んでほしいのか
  • その人はどういった情報を求めているのか
  • 読んだうえでどのような感想を持ってほしいのか

などを事前に細かく決めておけば、コンテンツを作りやすくなるのです。

STEP 3構成案を作成

①の調査で得た情報を、構成案として記事の形に落とし込んでいきましょう。

構成案は記事の骨組みのようなもので、タイトルと見出し、おおまかな内容を記載します。

構成案があれば、論点がずれたり、ターゲットがぶれたりといったことがありません。

ユーザーニーズを満たす高品質な記事を作るためにも、しっかりと構成案を作成していきましょう。

STEP 4ライティング

構成案までできたら、実際にライティングの作業に入ります。

基本的には、構成案に沿って内容を膨らませていけば問題ありません。PREP法やSDS法といったテクニックも活用して、読者に伝わりやすい内容で書き進めましょう。

また、記事は一気に書き終えるのがおすすめといわれています。隙間時間で少しずつ進めてしまうと、内容が抜けてしまったり、書くことを忘れてしまったりする可能性もあるのです。

しっかりとした構成案があれば内容の抜け漏れを防げますが、できればまとまった時間を取ってライティングに入るようにしましょう。

STEP 5誤字脱字・文章表現の確認

記事を一通り書き終わったら、誤字脱字と文章表現の確認を行いましょう。

実際にGoogleが公開している情報にも「コンテンツと品質に関する質問」(チェックリスト)の項目に、「コンテンツに誤字やスタイルに関する問題はありませんか。」という項目があり、誤字脱字は公開前に修正しておく必要性が分かります。

ここでは、チェックしておきたいポイントを5つご紹介します。

① 結論ファーストになっているか

読みやすい文章を作るためには「結論から書く」ことが大切です。どのような内容かわからない、説明が回りくどい記事は、読者から好まれません。

ライティングの基本であるPREP法を意識して、理解しやすい文章に仕上げましょう。

② 主語と述語のねじれをなくす

気付かないうちに、主語と述語が対応していない文章を書いてしまっていることもあります。

長文や複雑な内容の文章ほど主語と述語がねじれやすいため、しっかりと読み直しながら、簡潔な文章を意識して書いていきましょう。

③ トンマナがあっているか

Webライティングのトンマナは、文章の語尾や口調を指します。

記事の中で「常体(だ・である調)」と「敬体(です・ます調)」を統一し、全体のテンションなども合わせるようにしましょう。

④ 文末の重複がないか

例えば「~ます」で終わる文章が何度も続くと、単調で稚拙な印象を与えてしまいます。

文末の重複は2回までを目安に、違う表現にする、文をつないで文末の数を減らすなど工夫しましょう。

⑤ 内容にオリジナリティがあるか

競合サイトを調査して構成案を作っているため、どうしてもタイトルや本文の内容が似通ってしまいます。

似たようなサイトを作っても意味がないため、できるだけオリジナリティを出せるよう工夫しましょう。

STEP 6検収・校閲

自分で記事のチェックを行ったら、第三者に検収・校閲を依頼しましょう。

構成案通り書けているか、情報は正しいか、誤字脱字はないかなど、第三者だからこそミスに気付ける場合があります。

確認と修正を繰り返して、より品質の高い記事を目指しましょう。

STEP 7ダブルチェック後、公開

修正後のダブルチェックまで完了したら、いよいよ記事をWebサイト上に公開します。

公開する時間帯や曜日などもあらかじめ決めておき、効果的なタイミングで公開するようにしましょう。

次に項目では、今日から使える具体的なWebライティングのテクニックを紹介します。

初心者必見!Webライティングのテクニック13選

Webライティングは、まず読者に読んでもらうことが大切です。読み手に情報を伝えたり、行動を促したりするためには、魅力的な文章を組み立てていく必要があります。

こちらでは、文章を書くテクニックについて解説します。

PREP法

PREP法は文章構成のテクニックとして、Webメディアやビジネス文書など様々なシーンで用いられているテクニックです。「Point(結論)」「Reason(理由)」「Example(具体例)」「Point(再結論)」の頭文字で名付けられた方法で、この順に文章を組み立てていきます。

1.Point(結論) 文章の結論や主張を先に簡潔に伝えます。
2.Reason(理由) なぜその結論に至ったのか、理由や背景を解説します。
3.Example(具体例) 読者が納得できるよう、結論に至った理由や背景を裏付ける証拠を示します。
4.Point(再結論) 最初に記載した結論を再度記載し、繰り返しまとめます。

PREP法は具体例を入れて解説するため、簡潔かつわかりやすい文章が書けます。

最初に結論から入ることでユーザーの疑問にいち早く答えられ、その後の説明も読んでもらいやすくなる点が特徴です。

SDS法

SDS法は、物事を簡潔に伝えたい場合に適した手法です。「Summary(要点)」「Details(詳細)」「Summary(要点)」の順に記載し、同じ内容を3回に分割して記載するイメージです。

1.Summary(要点) 最初に文章の要点や概要を伝えます。
2.Details(詳細) 最初に話した概要を詳しく説明していきます。
3.Summary(要点) 最後にまた要点を伝えます。詳細から結論付けたまとめにすると効果的です。

短い文章で要点と詳細を伝えられるため、メルマガやニュース番組などでよく用いられています。

相手の行動を促す文章ではなく、最後まで文章を読んでもらいたいときにおすすめのテクニックです。

AIDMAの法則

AIDMAの法則とは、消費者の購買行動の流れを表すものです。マーケティングのフレームワークとして活用される法則の1つで、「Attention(注意)」「Interest(興味)」「Desire(欲求)」「Memory(記憶)」「Action(行動)」の頭文字を取っています。

1.Attention(注意) まず、商品を知ってもらうことが始まりです。どんなにいい商品やサービスでも知ってもらわないと意味がないため、商品について知ってもらい、見込み顧客の注意を引きましょう。
2.Interest(興味・関心) 次は、商品に興味を持ってもらう段階です。商品を知った読者に対して、使い方や魅力などを解説し、どのような悩みを解決できるのか簡単に説明します。
3.Desire(欲求) 興味を持ってもらったら、次は「欲しい」と思わせる段階です。興味=欲しいではないため、商品購入後のメリットなどをアピールしましょう。
4.Memory(記憶) 消費者が「欲しい」と思っても、その場で購入につながらないこともあります。そういったユーザーに対して「欲しい」と思った記憶を思い出させる段階です。
5.Action(行動) 消費者が購入を決意した段階です。購入できるフォームに誘導するなど、最後の一押しを行いましょう。

AIDMAの法則は消費行動の基本ともいえる考え方なので、Webライティングにおいてはセールスコピーなどで用いられています。

直接Webライティングに活かすのは難しいかもしれませんが、消費者の行動や心理を理解するために重要な法則です。

AISASの法則

AISASの法則は、AIDMAの法則と同様、消費者の購買行動を表すものです。しかし、AISASの法則は「デジタルマーケティング」における購買行動を表していることが特徴です。

Attention(注意)、Interest(興味・関心)、Action(行動)はAIDMAの法則と同じですが、AISASの法則ではそこに「Search(検索)」と「Share(共有)」が追加されています。

インターネットで情報収集を行う現代の消費者に合わせた法則になっているのです。

1.Attention(注意) 消費者に商品を知ってもらう段階です。
2.Interest(興味・関心) 知ってもらった商品に興味を持ってもらう段階です。
3.Search(検索) 消費者は、よりよい商品を購入するために他社の商品も検索し、比較・検討します。商品の詳細や口コミをチェックし、実際に購入する商品を選択するのです。
4.Action(行動) 比較・検討を経て、実際に商品を購入する段階です。
5.Share(共有) 近年はSNSや口コミサイトが普及しているため、消費者は購入した商品に関して、良い点も悪い点も第三者へ共有します。

企業側はユーザーの検索を見越してSEO対策を行ったり、口コミを集めて施策を行ったりといった工夫が必要です。

また、口コミが増えるほど将来のユーザーにとっての情報が増えるため、口コミを増やす企画を実施して、商品の権威性を高めていくのもおすすめです。

PASONAの法則

「Problem(問題)」「Agitation(煽り・共感)」「Solution(解決策)」「Offer(提案)」「Narrowing Down(絞り込み)」「Action(行動)」の頭文字でPASONAの法則、または新PASONAの法則と呼ばれています。

PASONAの法則をコンテンツに活用すると、消費者行動の促進につながるといわれています。セールスレターやランディングページ、ブログ記事やメルマガなど、様々なシーンで活用できる法則です。

1.Problem(問題) 読者の悩みや不安を書き出し、問題提起を行います。読者自身が気付いていないような潜在的な悩みであれば、より読者を文章に引き込むことが可能です。
2.Agitation(親近感) 悩みを持つ読者に共感し、親近感を誘います。そうすることで、後に続く文章を読んでもらいやすくなるのです。
3.Solution(解決策) 悩みに共感した後は、その解決策を提示します。ここでは画像やデータを使って、証拠を示しながら解説すると効果的です。
4.Offer(提案) 解決につながる商品の提案を行います。価格や効果、商品の実用性をアピールしましょう。価格や効果の表記は、景品表示法など表現やガイドラインに注意が必要です。
5.Narrowing Down(絞り込み) 商品の提案を行ったら、次に見込み顧客の絞り込みを行います。「限定30名様」「あと2日」など限定性を設けることで、より購買意欲を高めることができます。
6.Action(行動) 次は商品購入の段階です。購入フォームへの誘導など、消費者が購入に進めるようあと一押ししましょう。

段階が多いためWebライティングに活用すると長文になりやすいですが、消費者の購買意欲を強める文章の作成が可能です。

CREMAの法則

CREMAの法則もPASONAの法則と同様に、消費者行動の促進につなげるためのテクニックです。PASONAの法則よりも簡潔に、「何か行動を起こしたい」と思っている方へ向けた文章を書くことができます。

「Conclusion(結論)」「Reason(理由)」「Evidence(証拠)」「Method(手段)」「Action(行動)」の頭文字を取ったもので、文章の流れ的にはPREP法に近い法則といえます。

1.Conclusion(結論) まずは結論から記載します。結論から述べることで、文章の趣旨が伝わりやすくなります。
2.Reason(理由) なぜその結論に至ったのか、理由を解説します。
3.Evidence(証拠) 理由を裏付けるための証拠を記載します。証拠があれば文章の信頼性が増し、読者も納得できます。
4.Method(手段) 結論で示した内容をどうやったら達成できるのか、明確な手段を提示します。ここで自社の商品やサービスなどを挙げ、次の段階につなげていくことが特徴です。
5.Action(行動) 実際にユーザーが行動に移る段階です。商品購入につながるよう「今すぐに」「今だけ」など限定的な要素を入れると、より効果的です。

商品を売りたいときはもちろん、メルマガの登録を促したり、記事の閲覧を促したりと、ユーザーの行動に変化を与えたいときに取り入れたいテクニックです。

QUESTの法則

QUESTの法則は、セールスコピーのライティングに活用できます。消費者心理の流れに沿っているため、読者の消費行動を促したいときに向いている法則です。

「Qualify(絞り込み)」「Understand(共感)」「Educate(啓発)」「Stimulate(興奮)」「Transition(変化)」の頭文字から名付けられています。

1.Qualify(絞り込み) 最初に問題提起を行い、見込み客を絞り込みます。「~ではありませんか?」といった文章からスタートし、「自分のことかも」と思わせることが重要です。
2.Understand(共感) 相手に悩みを理解し、共感します。事実にもとづいたストーリーなどを取り入れて見込み客と悩みを分かち合うことで、信頼感につながります。
3.Educate(啓発) 悩みの解決につながる商品などを紹介し、読者にとって適切な商品であることを丁寧に解説します。証拠となるデータも交えて解説すれば、より効果的です。
4.Stimulate(興奮) 商品を購入した後の世界を想像させ、欲求を高めていきます。購入した場合としなかった場合の比較も行い、購買意欲を高めていきます。
5.Transition(変化) 購入につながるフォームなどを設置し、見込み客から顧客へ変化させるよう促していきましょう。

最初で読者を絞り込み、見込み客へ効率的にアピールできる点が特徴です。成果につながりやすい構成なので、自分の悩みをある程度自覚しているユーザーへ向けた文章を書く場合に役立ちます。

OATHの法則

OATHの法則は、顧客の問題意識を基準に分類したフレームワークです。マーケティングやコピーライティングといった、ターゲット設定が必要なライティングで活用できます。

1.Oblivious(無知) 4つの要素の中で1番人数が多い層です。問題の認識すらしていないため、アプローチが難しいことが特徴です。「何が問題なのか」「放置するとどうなるのか」といった内容をアピールする必要があります。
2.Apathetic(無関心) 問題は認識しているものの、まだ関心を持っていない層です。「解決する必要性」や「解決するメリット」を伝える必要があります。
3.Thinking(関心) 問題が顕在化していて、解決を望んでいる層です。コピーライティングやマーケティングで主にターゲットとなるのはこの層なので、自社の強みや他社との違いをアピールしましょう。
4.Hurting(悩み) 「今すぐ悩みを解決したい」と考えている層です。今すぐ顧客になってくれる可能性もあるため、「期間限定」などの訴求も行って購買意欲を高めることが大切です。

段階ごとにターゲットの人数が異なり、訴求方法も異なることが特徴です。段階ごとにアプローチの手法を変え、適切な施策を行いましょう。

表記ゆれを防ぐ

  • 漢字とひらがな
  • アルファベットとカタカナ
  • 送り仮名

など、文章内の表記を統一しましょう。

表記ゆれがあると、読者の読みにくさにつながってしまいます。

サイト全体の統一が難しい場合は、1つの記事内だけでも統一しましょう。

【Word】文章の表記ゆれチェックと設定方法

【Word】文章の表記ゆれチェックと設定方法

SEO対策のコンテンツや、メールや資料など、Wordで文章を書く方なら「表記ゆれ」の言葉を聞いたことがあるかと思いますが、意味をご存じですか?ここでは、表記ゆれチェックが必要な理由と合わせて、チェック方法と設定方法をご紹介します。

一文の長さを抑える

一文が長いと、読者が読みにくい、理解しにくい文章になってしまいます。

一般的には「一文50字前後」でまとめるのがおすすめです。

また、スマホからの閲覧の場合、一行に表示される文字数がPCより少なくなります。スマホからの流入が多いサイトであれば、より短く簡潔な文章を心がけましょう。

漢字・ひらがな・カタカナのバランスを意識する

コンテンツ制作において、漢字ばかりの文章は「黒い」、ひらがなやカタカナばかりの文章は「白い」と表現されます。これはどちらに偏っても読みにくい文章になってしまうため、それぞれのバランスを考慮して書きましょう。

難しい場合は、漢字3割・ひらがな(カタカナ)7割を意識するのがおすすめです。

重ね言葉を使わない

重ね言葉とは、一文の中で同じ意味の言葉が繰り返されている表現を指します。

例えば、以下が該当します。

  • だいたい~くらい
  • 違和感を感じる
  • 後で後悔する

Webライティングは簡潔な表現が好まれるため、重ね言葉にならないように注意しましょう。

重ね言葉、知らないうちに使っていませんか?

重ね言葉、知らないうちに使っていませんか?

わかりやすく、読みやすい文章に仕上げるため、文章の違和感に気付きやすくなるためにも、重ね言葉に関する知識を増やしていきましょう。

トンマナの統一

トンマナは「トーン&マナー」の略で、Webライティングにおいては主に語尾や口調を指します。

「ですます調」にするのか「である調」にするのか、文章のテンションはどうするのかなど、文章に統一感を出すためにも重要な要素です。

1つの記事内はもちろん、サイト全体でテンションや表記のルールを決めておくのがおすすめです。

次の項目では、Webライターとしてしっかり評価されるために重要な「Google流の良い記事の基準」を紹介します。

Googleに評価されるためのWebライティングのポイント

文章としてきれいに書くことも大切ですが、WebライティングはSEOを意識してGoogleに評価されるように書くことも重要なポイントです。

Googleに評価されるためには、以下のポイントも意識してみてください。

POINT 1E-E-A-Tを意識する

E-E-A-Tとは、GoogleによるWebサイト品質評価の基準の1つです。

経験(Experience)・専門性(Expertise)・権威性(Authoritativeness)・信頼性(Trustworthiness)の頭文字を取って、E-E-A-Tと呼ばれます。

実際に、Google公式情報でも「E-E-A-T自体はランキングに直接影響する要因ではありませんが、E-E-A-Tが優れているコンテンツを特定できる要素の組み合わせを使用することは有効です。」という記載があります。

E-E-A-Tを重視した記事が書けるようになると、ユーザーからの信頼度が高まり、より高品質な記事になります。E-E-A-Tの詳しい意味や記事を書く際のポイントは、以下で解説しています。

2023年最新!SEO対策で知っておきたいE-E-A-Tの考え方

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「経験・専門性・権威性・信頼性」を意味するE-E-A-Tは、Googleの検索品質評価ガイドラインで定義されているWebサイトの評価基準です。ここでは、E-E-A-Tの意味や重要性とあわせて、E-E-A-Tの対策のポイントをご紹介します。

POINT 2オリジナリティのある情報

インターネットが普及した現代では、コンテンツにもよりますが似たようなサイトが多く存在しています。

ユーザーにとって価値があるWebサイトにするためには、他のサイトにない情報を増やす必要があるのです。

このサイトでしか得られない、オリジナリティのあるコンテンツであれば、ユーザーに選んでもらえるだけでなく、検索エンジンからの評価も得やすくなります。

記事内で自分自身の体験談や経験を書けるようになると、Googleからの評価も高まるのです。

POINT 3情報の網羅性

ユーザーが欲しい情報を1つのサイトで得ることができれば、ユーザーにとってそのサイトは価値があるといえます。

1つのテーマに対して情報が偏っていないか、ユーザーの疑問に答えられる内容になっているかをよく考えて、関連する情報まで網羅したコンテンツ作りを心がけましょう。

競合記事を調査したり、検索キーワードを調べたりすることで、検索した人がどのような情報を求めているのかある程度把握できます。

WebライティングのNG行為

Web上に掲載される記事を書くときはしっかりと自分自身でリサーチし、情報の正確性と信頼性を確認したうえで、独自性を出す必要があります。WebライティングにはNG事項がいくつかありますので、記事を作成する前に確認しておきましょう。

NG 1他のコンテンツのコピー

記事を作成する際には、他のウェブサイトの記事を参考にすることもありますが、コピーは絶対に止めましょう。

ユーザーファーストを掲げているGoogleは、重複コンテンツを非常に嫌っています。検索結果の上位に同じ内容の記事が表示されると、ユーザーが有益な情報を得られなくなるため、コピーコンテンツの順位はGoogleによって下げられてしまいます。

NG 2権利侵害

他のウェブサイトの内容を引用した場合には、引用と明記する必要があります。

引用と明記していない場合はコピーや盗用と判断され、損害賠償を請求される恐れがありますので、引用漏れには注意が必要です。

また、歌詞や画像などの著作物を無断転載した場合も著作権の侵害になるため、事前に引用や著作権のルールをしっかりと確認しておきましょう。

Webライティングに関わる法律紹介!最低限知っておくべき3つの法律とその罰則

Webライティングに関わる法律紹介!最低限知っておくべき3つの法律とその罰則

Webライティングで気をつけなければならないのが、著作権法・薬機法・景品表示法です。こちらでは、Webライターが知るべき3つの法律や罰則と合わせて、Webライターとして対応するコツや、Webライターに必須な法律を勉強する方法をご紹介します。

NG 3エビデンス不足

根拠のない内容をまるで事実のように記事にすることは、絶対に避けましょう。

十分なエビデンスをもとに作成した記事は、ユーザーに有益な情報を届けられるため、検索結果の上位に表示されやすくなります。

NG 4記事を見直さない

作成した記事をWeb上で公開したからといって終わりではありません。

流行や社会情勢などの様々な要因によって、ユーザーが求める情報は常に変化していますので、作成した記事の見直しが欠かせません。

定期的に公開した記事をチェックし、必要であればリライトしましょう。

マナブ
マナブ

ユーザーニーズに合う内容だからって、自由に書いていいわけじゃないんですね…。

編集長
編集長

そうだね。ユーザーに信頼されるコンテンツを作るためにも、権利やエビデンスなどにも気を配る必要があるんだ。

次の項目では、Webライティングを学びたい方のために、スキルアップにおすすめの書籍を厳選してご紹介します。

Webライティングを学ぶのにおすすめの書籍7選

Web・SEOライティングの勉強にオススメする7つの書籍をご紹介します。

基礎から応用まで押さえておきたい方に

目からウロコのSEO対策「真」常識

目からウロコのSEO対策「真」常識

画像引用:Amazon

著者 柏崎 剛
発行年 2021/10/22
ページ数 190
価格 2,780円
内容
  • 第1章 知ってトクする検索キーワードの「真」常識
  • 第2章 SEO 対策の前に考えておきたいこと
  • 第3章 Google が求める「良質なコンテンツ」を理解するための「真」常識
  • 第4章 速度を上げるあらゆる試みを Google は評価すると心得よう
  • 第5章 上級者向けだが、理解できれば効果も高い「真」常識はこれ! など
検索の上位表示をキープできる「良質なコンテンツ」づくりの秘訣が記されています。全くの初心者よりも、ある程度SEOに関する知識をお持ちの方におすすめの一冊です。
とにかく新しい情報が多く、SEO対策を続けていきたい方にピッタリです。

マーケティングの観点を重視したい方に

分析が導く最新SEOプラクティカルガイド

分析が導く 最新SEOプラクティカルガイド

画像引用:Amazon

著者 野澤 洋介
発行年 2022/5/27
ページ数 328
価格 2,640円
内容
  • 第1章 商品とユーザーの現状を分析する
  • 第2章 適切な施策を選択する
  • 第3章 自身のウェブサイトの現状と課題を把握する
  • 第4章 競合とターゲット検索ユーザーの状況を調べる
  • 第5章 検討した施策と分析をもとにコンテンツ作成のプランを練る
  • 第6章 コンテンツライティング
  • 第7章 オンページSEO
  • 第8章 ローカルSEO
  • 第9章 テクニカルなSEO
  • 第10章 被リンクの獲得と活用方法
  • 第11章 検索順位の計測方法と改善施策
  • 第12章 そのほか定期的に監視すべき指標と施策への応用
  • 第13章 初期の計画達成後の取り組み など
長い目でみて、継続的で効率的、そして組織的に運用していくためのノウハウが総合的に記されています。
SEOを軸としたオンラインマーケティングを一気に学びたい方におすすめの一冊です。

SEOの入門書をご希望の方に

いちばんやさしい新しいSEOの教本
第2版 人気講師が教える検索に強いサイトの作り方[MFI対応]

いちばんやさしい新しいSEOの教本 第2版 人気講師が教える検索に強いサイトの作り方[MFI対応]

画像引用:Amazon

著者 安川洋、江沢真紀、村山佑介
発行年 2018/7/20
ページ数 256
価格 1,738円
内容
  • 第1章 SEOの目的と考え方を身に付けよう
  • 第2章 検索意図を探って有効なキーワードを見つけよう
  • 第3章 業種別に最適なサイト構成を考えよう
  • 第4章 適切な内部対策でSEOの効果を高めよう
  • 第5章 質の高いアピール施策でWebサイトの価値を高めよう
  • 第6章 モバイル環境にきちんと対応したWebサイトを目指そう
  • 第7章 技術的な問題を解決して優れたWebサイトを目指そう
  • 第8章 SEOの効果を分析してさらなる改善を進めよう など
SEO入門の定番書であり、最新の環境に合わせてリニューアルされています。ノウハウが体系ごとに掲載されているため、困った時のバイブルとしても信頼される一冊です。
特に会社のWEB担当に就かれた方、現行サイトをブラッシュアップされたい方におすすめします。

楽しくSEO対策を学びたい方に

沈黙のWebライティング
—Webマーケッター ボーンの激闘— アップデート・エディション

—Webマーケッター ボーンの激闘— アップデート・エディション

画像引用:Amazon

著者 松尾 茂起
発行年 2022/4/22
ページ数 640
価格 2,310円
内容
  • SEOを意識したコンテンツを作るカギ
  • SEOに不可欠な重要キーワード
  • 「USP」を最大限に活かすコンテンツ
  • わかりやすい文章を書くためのポイント
  • 論理的思考をSEOに結び付ける
  • オウンドメディアに必要なSEO思考
  • SEOに強いライターの育成法
  • バズにつながるコンテンツ作成のコツ など
連載をまとめた本編全7話に、書籍だけの書き下ろし本編エピローグから成る構成は、楽しみながらSEOについて学びたい方にピッタリです。
記事サイトのアクセス数をアップさせたい、検索エンジンに評価される記事を書きたいという方におすすめです。

具体的なアドバイスを希望される方に

SEOに強い Webライティング 売れる書き方の成功法則64

SEOに強い Webライティング 売れる書き方の成功法則64

画像引用:Amazon

著者 ふくだ たみこ
発行年 2016/8/23
ページ数 296
価格 2,178円
内容
  • 第1章 SEOに強い!Webライティングの基礎知識
  • 第2章 集客力のあるWebサイト構築
  • 第3章 コンテンツマーケティング 時代の文章術
  • 第4章 一瞬で引き付ける!キャッチコピーライティング
  • 第5章 成功率を上げるための売れる文章術 など
「集客」と「成約」を目的とした「Webライティング」の本です。とにかく集客力をアップさせ成約できるSEO対策を具体的に学びたい方にピッタリです。
すぐにマネできるテクニックが多数掲載されるなど、「売れる」秘訣が余すことなく紹介されています。

熟練者にもおすすめ

現場のプロから学ぶ SEO技術バイブル

現場のプロから学ぶ SEO技術バイブル

画像引用:Amazon

著者 西山 悠太朗、小林 睦
発行年 2018/7/26
ページ数 432
価格 3,278円
内容
  • 第1章 SEOの基本
  • 第2章 マイナス評価を回避するSEO
  • 第3章 サイト構造・リンク構造
  • 第4章 Googlebotの制御
  • 第5章 セマンティックなマークアップ
  • 第6章 サイトの高速化
  • 第7章 HTTPS化・モバイル対応・AMP対応
  • 第8章 コンテンツSEO
  • 第9章 リンクビルディング・サイテーション
  • 第10章 モニタリング・保守 など
実務に効く内部施策、外部施策、コンテンツSEOからモニタリングまでが網羅され、SEOに関する背景から考え方、技術についてまとめられています。
マーケティングやSEO対策担当者だけでなく、担当エンジニアレベルにもためになる情報が満載です。

サイト運営者必読!

これからのWordPress SEO 内部対策本格講座

これからのWordPress SEO 内部対策本格講座

画像引用:Amazon

著者 瀧内 賢
発行年 2022/2/18
ページ数 224
価格 1,760円
内容
  • 第1章 SEO対策とWordPressの現状
  • 第2章 SEO内部対策に必要なWordPressの初期設定をする
  • 第3章 SEO内部対策に必要なプラグインを導入する
  • 第4章 主要箇所のコンテンツSEO施策
  • 第5章 全体調整のコンテンツSEO施策
  • 第6章 Webページ・サイト全体バランスを整える など
WordPressでサイトを作成したものの、集客につながらないとお嘆きの方に知って欲しい、WordPressに特化したSEO対策を知ることができる一冊です。SEO対策の中でも重要な内部対策について、徹底解説がなされています。
現状の問題点や解決方法を詳しく知りたい方におすすめです。

Webライティングにおすすめのツール5選【無料・有料】

Webライティングの際は、ツールを活用するとよりスムーズに作業を進められます。

こちらでは、Webライティングで活用したい便利なツールを5つご紹介します。

TOOL 1keywordmap

SEOやコンテンツ制作をサポートしてくれるツールです。

検索順位のチェックや、Webサイト分析、検索市場調査など、SEO対策やコンテンツ制作を行うにあたって必要になる様々な機能が搭載されています。

また、リスティング広告の運用を支援する機能がついている点も特徴です。

TOOL 2文字数カウント

文章をコピペするだけで、簡単に文字数をカウントできます。

網羅性の高いWebサイトは、その分文字数が多くなってきます。検索結果の上位には文字数が1,000を超えるページも多いため、文字数を意識したライティングを行いましょう。

TOOL 3ラッコキーワード

調べたいキーワードを入力するだけで、自動的にサジェストキーワードを取得してくれるツールです。

サジェストキーワードの調査はユーザーニーズを知るためにも重要なので、コンテンツ制作に活かすことができます。

無料版と有料版があり、基本的な機能だけなら無料版でも十分に使えます。

TOOL 4CopyContentDetector®

無料で使えるコピペチェックツールです。Web上に似たようなコンテンツがないか、簡単にチェックできます。

無料版でも回数制限なく誰でも使用できます。

TOOL 5Googleキーワードプランナー

キーワード調査やキーワード選定時に使えるツールです。

検索キーワードの傾向や検索数などを把握でき、SEO対策やリスティング広告において効果的なキーワードを知ることができます。

無料で利用できるため、ぜひ活用したいツールの1つです。

Webライティングに関するよくある質問

Webライターになるためには、ライティング力以外にも必要なスキルがありますか?

Webライターとして活躍するためには、以下のスキルが必要です。

①パソコンスキル

プログラミングなどの高度なテクニックは必要ありませんが、基本的なパソコンスキルは必須といえます。ブラインドタッチ、ショートカットキー、WordやGoogleドキュメントなど、基本的な操作や機能の使い方を習得しておきましょう。

②調査スキル

Webライターはただ文章を書くのではなく、調査してから書くまでがセットです。そのため、情報を集めて1つの記事にまとめるスキルが必要といえます。

③コミュニケーションスキル

Webライターの仕事は一人で完結せず、クライアントや職場の方など、様々な方とコミュニケーションを取りながら進めていきます。

円満に仕事を進めるためには、コミュニケーションスキルが必須です。

④SEOの知識

Webライティングでは、上位表示されるようなコンテンツ作りが求められます。そのため、SEOの知識も必要になってきます。

⑤WordPressの知識

WordPressは、Webサイトやブログを作成・管理するために必要なものです。

WordPressが使えるWebライターは多くないため、知識があるだけでも仕事の幅が広がります。

Webライティングで副業を始めたいです。どうすればいいですか?

クラウドワークスやランサーズなどでチャレンジしてみましょう。

この記事で紹介したコツやポイント、本でWebライティングの基礎をしっかり身につけ、実際に案件をこなしていくことをおすすめします。

基礎を身につける前に案件を引き受けてしまうと、品質の低い記事となり、安定・継続した案件の獲得ができません。

結果として安定した収入を得ることができないため、まずは学習してからチャレンジしてみてください。

まず身につけるべき法則はなんですか?

まずはPREP法を覚えましょう。

Webライティングにおいて基本的な法則なので、覚えておけば様々なシーンで活用できます。

まとめ

Web上にはたくさんの情報が溢れていますので、ユーザーは検索時に必要な情報かどうかを瞬時に判断しています。

どんなに頑張って書いた記事でも、ユーザーが必要な情報として判断しなければ、最後まで読んでもらえません。

最後まで記事を読んでもらうためには、ユーザーの目的や行動に合わせた、最適な記事作りが重要です。

この記事でご紹介したWebライティングのポイントを覚えて、ユーザーに求められるコンテンツを作っていきましょう。

SEOタイムズでは、ユーザーからもGoogleからも評価されるサイト作りの知識を今後もお届けしてまいります。

以下のページでは、SEO対策やWebライティング初心者の方へ向けて、厳選記事をご紹介しています。

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SEO初心者向けに難しいことを分かりやすく! SEOタイムズは、SEO対策についてやさしく解説する情報メディアです。多くの方の「SEO対策のバイブル」となるべく、基礎知識から専門知識まで幅広いSEO情報を発信しています。 私たちのテーマは「初心者向けに難しいことを分かりやすく!」 ここでは、初心者でもSEOについてゼロから順を追って学べるよう、厳選記事をまとめています。

この記事を書いた人

SEOタイムズ 編集部

SEO対策実績「20,000社」を超えるGMOソリューションパートナー株式会社がインハウスSEOに取り組む企業様・個人に向けSEO情報を発信。

"Web初心者にもわかりやすく"をコンセプトにSEO対策情報をお届けします。

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