
今回、皆様にお送りするのは、Googleのガイドラインから読み取る順位上昇のための11個の解説になります。
検索エンジンで検索した際に上位表示させることは、Webサイトを運営している方にとって死活問題です。
では、どのようにすれば、検索エンジンで検索した際の順位を上げていくことができるのでしょうか。
検索エンジンのアルゴリズムについて
GoogleやYahoo!の検索窓にキーワードを入れて、検索した際の順位はランダムに表示されているわけではありません。
ある特定の基準でもって評価され、基準に合致した順番に検索結果に表示されるのです。
その基準のことを「アルゴリズム」といいます。
このアルゴリズムは、一つではなく複数のアルゴリズムで総合的に評価され、検索結果の順位付けがされるのです。
アルゴリズムの数は、数百もの数があるとされていますが、それらすべてに対応して行くのは非常に困難です。
そこで、Googleのガイドラインから優先度の高いものを選りすぐり、効果の高いSEOの実践を提案いたします。
POINT 1サイト上のすべてのページが、別のページからのリンクでアクセスできること
参照リンクには、ターゲット ページに関連するテキストまたは alt 属性(画像の場合)のいずれかを含める。
解説
サイト内リンクの文字は、SEOに効果的です。
キーワードを含んだ適切なサイト内リンクを設定しましょう。
画像のサイト内リンクの場合は、alt属性にキーワードを含めましょう。ただし、リンク先のページと内容が一致していなければなりません。
POINT 2サイト上の重要なページへのリンクを含んだサイトマップ ファイルを用意すること
重要なページへのリンクの一覧を人が読める形式で記載したページ(「サイト インデックス」や「サイトマップ ページ」とも呼ばれます)も用意します。
解説
サイトマップには、ユーザー向けのものと、検索エンジン向けの二種類のサイトマップがあります。
カラーミーショップやMakeshopなどのシステムをご利用の場合、サイトマップを生成するメニューが備わっておりますので必ず設定するようにしましょう。
カラーミーショップ サイトマップ設定方法
SEO対策に必要なサイトマップの作成、およびMETAタグの入力をする画面です。詳細は下記のサイトをご覧ください。
サイトマップを作成-自動生成ツール「sitemap.xml Editor」
サイトマップを作成する無料ツールです。
POINT 3Google Search Console を使用してサイトマップを送信すること
サイトマップを送信することで、Google がサイトの構造を認識してWebページを検出しやすくなります。
送信方法
- ログイン
https://www.google.com/webmasters/tools/home?hl=ja - 複数サイト登録してある場合は、URLをクリック
- ダッシュボードのクロールをクリック
- 右上の赤い「サイトマップ追加/テスト」ボタンをクリック
- サイトマップのファイル名を入力
- 送信ボタンをクリック
POINT 41ページのリンクを最大で数千個に抑えること
不必要な発リンクは整理し、削除しましょう。そうすることで、ユーザビリティも向上して、SEOの評価も上がっていくはずです。
POINT 5コンテンツをわかりやすく正確に記述して情報が豊富で便利なサイト作成をすること
トップページや、カテゴリーページなど上位表示しやすいページにテキストを追加しましょう。有益なページが多いサイトも上位表示しやすいです。
週1回など、定期的に有益なページの数を増やすようにしましょう。
POINT 6ユーザーがサイトを検索するときに入力する可能性の高いキーワードを検討し、そのキーワードを実際にサイトに含めること
ターゲットを明確化し、ターゲットに必要な問題解決を徹底的に想定してターゲットが検索するキーワードをサイト内に配置して行きましょう。
POINT 7titleタグの要素と alt 属性の説明をわかりやすく正確なものにすること
- titleタグは、32文字程度で記述しましょう。
- キーワードを前方に配置しましょう。
- 自然な文章で記載しましょう。
- 各ページ違うものを設定しましょう。
- 既に上位表示しているページのtitleタグを修正すると順位が大幅に下がる可能性がありますので、上位表示したtitleタグは極力修正しないようにしてください。
- alt属性は簡潔に3単語、10文字程度で記載しましょう。
- キーワードの詰め込みすぎは、SEOに逆効果です。
POINT 8コンセプトに基づいたわかりやすいページ階層となるようにサイトをデザインすること
3階層程度に収めましょう。深すぎる階層は、ユーザビリティを損ねSEOにも良くないからです。
POINT 9重要な名前、コンテンツ、リンクを表示するときは、画像ではなくテキストを使用すること
テキスト コンテンツの代わりに画像を使用する必要がある場合は、alt 属性を使用して簡単な説明テキストを組み込みます。
解説
Googleは、画像の内容を評価しません。極力テキストでサイトを作って行きましょう。
POINT 10ページの読み込み速度を最適化すること
表示の速いサイトはユーザーの満足度を高め、Web全体の質を向上させます。
「PageSpeed Insights」や「Webpagetest.org」などのオンラインツールを使用してページの読み込み速度をテストしましょう。
PageSpeed Insights
ページの読み込み速度をテストできます。
Webpagetest.org
WebPageTestはすべての機能を無料でご利用いただけます。
解説
画像のファイルサイズは画質が気にならない程度に小さくします。ファイルサイズを簡単に縮小する無料ソフトなどを活用してください。
iLoveIMG
iLoveIMGは、使いやすくて完全無料の画像処理用オンラインサービスです。画像の圧縮、サイズ変更、切り抜き、変換などが可能です!
POINT 11パソコン・タブレット・スマートフォンを含む、あらゆる種類やサイズの端末向けにサイトデザインすること
モバイル フレンドリー テスト ツールを使用してモバイル端末でのページの動作をテストし、修正の必要な箇所について確認しましょう。
解説
まずはモバイルフレンドリーテストを実施しましょう。モバイル表示に最適化していない場合は、スマートフォン対応を進めましょう。
自社でスマートフォン対応できない場合は、サイトのリニューアルを検討するか、既存のサイトをスマートフォン対応したサイトに無料で変換してくれるツールを活用しましょう。
スマートフォン対応の無料ツール
まとめ
今回紹介した解説はGoogleが推奨しているものです。SEOを進める上で見落としがないかチェックしていただき、サイトのSEOを最大限向上していただければ嬉しいです。