
店舗型ビジネスのオーナーであれば、Googleビジネスプロフィールの活用がおすすめです。

Googleビジネスプロフィールってなんですか?

登録しておけば、Googleの検索結果やGoogleマップ上に店舗の情報が表示されるツールだよ。
Googleビジネスプロフィールは、正しく利用しないと間違った店舗情報が伝わってしまう可能性もあります。
この記事では、Googleビジネスプロフィールに関して「使い方がわからない」「どうして必要なのか詳しく知りたい」などとお悩みの方へ、様々な情報をお伝えします。
概要やメリット・デメリット、登録方法などを解説するので、ぜひご一読ください。
この記事のレベル
重要度 | (5) |
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初心者度 | (4) |
難易度 | (2) |
この記事で学べること
- Googleビジネスプロフィールの概要
- 活用するメリット・デメリット
- 活用できる機能
- 登録・編集方法
- MEOの概要
- Googleビジネスプロフィールを活用した集客のコツ
Googleビジネスプロフィールとは?
お店や会社、施設などの情報をユーザーへ正しく伝えるためには、Googleビジネスプロフィールの活用がおすすめです。
Googleビジネスプロフィールの概要
Googleの検索結果やGoogleマップ上に表示されるお店や会社の情報を登録・管理するツールのことです。
2014年6月にGoogleプレイスとGoogle+が統合されてできたサービスで、店舗の住所や電話番号といった基本的な情報だけでなく、商品の詳細や写真も載せることができ、クチコミの投稿などもできます。
近年は地図サービスを活用して集客を伸ばすローカルSEOやMEO(マップエンジン最適化)といった施策が注目されているため、Googleビジネスプロフィールはそういった面でも注目されているツールなのです。
無料かつ検索結果の目立つ場所に情報が表示され、様々な情報を登録できるため、集客のためにはぜひ利用したいツールです。
店舗型のビジネスを行うのであれば、利用しないともったいないといえます。
特に、複数店舗を持つBtoCビジネスや、地域名と合わせて検索される以下のようなビジネスと相性がいいツールです。
- 飲食店
- 美容室やサロン
- 病院やクリニック
- ホテルや旅館などの宿泊施設
また、必ずしも店舗型だけでなく、実店舗を持たないサービスでも登録は可能です。
Googleマイビジネスから変わった点
2021年に「Googleマイビジネス」が名前を変えて「Googleビジネスプロフィール」になりました。
名称だけでなく機能面でも変更があり、特に小規模なビジネスであればGoogle検索やGoogleマップから、ビジネスプロフィールを直接編集できるようになった点が特徴です。
これまでは管理画面にアクセスする必要がありましたが、現在はオーナーであればGoogleの検索画面やマップ上からすぐに編集できます。
また、現在ではGoogleビジネスプロフィールのアプリ提供が廃止されているため、スマートフォン・PC問わずGoogle検索、Googleマップから編集をする必要があります。
Googleビジネスプロフィールが表示される場所
登録した情報が表示されるのは、Googleの検索結果画面と、Googleマップの2か所です。
また、表示されるのは以下のような検索を行った場合です。
- 具体的な店舗名(例:「原宿 + マリオンクレープ」「渋谷 + GU」)
- 地域名+ジャンル名(例:「原宿 + クレープ」「渋谷 + 古着屋」)
実際の表示は、以下のようになります。
Google検索(パソコン)
Google検索(スマートフォン)
Googleマップ(パソコン)
Googleマップ(スマホアプリ)
Googleビジネスプロフィールを活用するメリット・デメリット

Googleビジネスプロフィールが便利なツールだってことがわかりました!

便利だけどもちろんデメリットもあるから、事前にメリット・デメリットを把握しておこう。
メリット
料金がかからない
無料で登録でき、更新・編集にも料金がかからない点は、大きなメリットの1つです。
SEOや広告など知名度や集客を伸ばすための施策には、多くのコストがかかってしまうことが一般的です。
しかし、Googleビジネスプロフィールであれば無料にも関わらず、検索結果でユーザーの目につきやすく、費用をかけずに集客活動を行うことができます。
もちろんきちんと運用していくことが大前提ですが、無料で使える点は大きなメリットです。
アプリからの流入を増やせる
登録した店舗や会社の情報は、検索結果だけでなくGoogleマップのアプリでも表示されます。
Googleマップは地図アプリの中でも利用率が高いアプリですので、そこで店舗の情報を表示できれば、集客につながる可能性が高いのです。
最新情報を伝えられる
今すぐに行きたいと思って検索するユーザーの場合、店舗のWebサイトまで見てくれない可能性もあります。
営業時間や定休日など、Googleビジネスプロフィールに最新の情報を登録しておけば、Webサイトまで見ていないユーザーにも正しい情報を伝えることができます。
ユーザーとコミュニケーションを取れる
店舗や会社の情報を掲載するほか、クチコミや質問などの機能もあります。クチコミを見て店舗の良い点悪い点を見つけるだけでなく、クチコミや質問に返信してユーザーとコミュニケーションを取ることも可能です。
開業前から掲載できる
Googleビジネスプロフィールは、開業前登録も可能です。開業前登録で早めに情報発信を行っておけば、開業後のプロモーションも行いやすくなります。
開業予定日は1年先まで登録でき、開業予定日の90日前から検索結果やマップに表示されます。
デメリット
更新を定期的に行う必要がある
一度Googleビジネスプロフィールを作成したら、今後の集客のためにも定期的な更新が必要です。
古い情報が掲載されたままだと、ユーザーに「営業しているのかな?」「もうないお店なの?」と不安を与えてしまう可能性があります。
上位表示を狙うためには頻繁な更新も重要ですので、その点には注意しましょう。
悪いクチコミがつく可能性もある
クチコミはユーザーが自由に投稿できるため、ネガティブな内容が書き込まれたり、低い評価をつけられたりする可能性もあるのです。
クチコミや評価点は他のユーザーも見ることができるため、店舗の印象を下げてしまうかもしれません。
ネガティブな内容のクチコミにも丁寧に返信するなど、印象が下がらない工夫を行う必要があります。
一般ユーザーの写真も掲載される
Googleビジネスプロフィールは、オーナーだけでなく一般のユーザーも写真を投稿できます。
Google検索やGoogleマップで検索した際に、お店の外観や商品の写真が一緒に表示されるのですが、その写真をオーナーが決めることはできません。
一般ユーザーが投稿した写真が表示されることもあるため、その点を把握しておきましょう。
もちろん、不適切な画像であれば、削除申請を行うことも可能です。
Googleビジネスプロフィールの使い方・できること
Googleビジネスプロフィールの機能や使い方を、8つご紹介します。
基本情報の入力
Googleビジネスプロフィールでは、店舗や会社の住所・営業日・営業時間・連絡先・公式サイトURLといった、詳細な情報を登録・編集できます。
オーナーが正確な情報を登録しておくことで、ユーザーが安心して訪れることが可能です。
Googleビジネスプロフィールは、オーナーが登録していなくても一般ユーザーが好意で登録してくれている場合があります。
オーナー登録を行えばアクセス権を獲得できるため、正しい情報を掲載するようにしましょう。
商品情報の入力
Googleビジネスプロフィールでは、おすすめ商品の掲載が可能です。
商品詳細からWebサイトや予約サイトへの誘導も可能です。
実際に取り扱う商品の写真や値段を掲載しておけば、ユーザーの興味をひくことができます。
最新情報の発信
店舗や商品の情報だけでなく、イベントやキャンペーンの情報も随時更新できます。
キャンペーンは新規顧客を獲得するためにも重要なものなので、実施する内容や日時などを掲載しておきましょう。
クチコミ
店舗に対して、一般のユーザーがクチコミを投稿できます。そして、オーナーはそのクチコミへの返信が可能です。
GoogleビジネスプロフィールでMEOの評価を上げるためには、クチコミも重要な要素です。オーナー認証を行い、きちんとクチコミを管理するようにしましょう。
質問と回答
「質問と回答」機能を活用すれば、ユーザーからの質問にオーナーがオンライン上で回答できます。
電話などでの問い合わせを減らすことができ、他のユーザーも回答を閲覧できるため、Q&Aのような役割を果たしてくれます。
写真投稿
文字の情報だけでなく、写真の投稿も可能です。
店舗の外観や内装、商品などを魅力的に伝える写真を撮影し、積極的に投稿するようにしましょう。
写真の投稿は、オーナーだけでなく一般のユーザーも行うことができます。
Webサイト作成
Googleビジネスプロフィールには、簡単なWebサイト作成の機能もあります。
Googleビジネスプロフィールに投稿した情報や写真を使って自動で作成されるため、初心者でも簡単に作成可能です。
PCやスマートフォンなど、デバイスごとに見栄えを調整してくれるレスポンシブデザインのWebサイトなので、幅広いユーザーが閲覧できます。
サーバー費用・ドメイン費用といった利用料金はかかりません。ただし、HTMLやCSSでの編集ができないため、細かい調整はできない点には注意が必要です。
簡単なユーザー分析
Googleビジネスプロフィールには「インサイト」機能があり、簡単なユーザー分析が可能です。
どのくらいのユーザーが閲覧しているのか、検索数はどのくらいか、電話の問い合わせはどのくらいあったのかなどを見ることができるため、ユーザー分析や施策の改善などに役立ちます。

こんなにたくさんの機能があるんですね!

無料で使えて機能も充実しているGoogleビジネスプロフィールは、ぜひ活用してほしいツールだよ!次は実際に登録する手順を解説していくね。
Googleビジネスプロフィールの登録方法
GoogleビジネスプロフィールはPCでもスマートフォンでも登録可能です。
登録の手順は以下のとおりです。
STEP 1Googleビジネスプロフィールにアクセスする
トップページにアクセスし、画面に表示されている「今すぐ開始」をクリックしてください。
STEP 2ビジネス名を入力する
店舗や会社の名称、サービスの名称などを入力します。
情報がすでに登録されている場合は、それをそのまま使用して登録できます。登録済みの場合は新規の登録ではなく、店舗名を検索して「管理を開始」ボタンから登録を進めましょう。
STEP 3ビジネスカテゴリを選ぶ
飲食店や雑貨店など、ビジネスの種類を選択します。
ビジネスカテゴリを入力すると複数の候補が表示されるため、該当するカテゴリや近いカテゴリを選択してください。
「飲食店」だけでなく「和食店」「洋食店」など細かいカテゴリも選べるため、Googleに店舗の属性をしっかり判断してもらうためにも、きちんと入力しておきましょう。
ビジネスカテゴリは後から変更することも可能です。
STEP 4住所の入力
店舗や会社の住所を入力します。
ユーザーが訪れる場所かどうかの質問が表示され、それに対して「はい」を選択すると、住所を入力できるようになります。
STEP 5Googleマップでマーカーを配置する
入力した住所周辺のGoogleマップが表示されるため、拡大表示しながら、店舗や会社の正確な場所にマーカーを配置しましょう。
STEP 6連絡先・公式Webサイトの入力
次は、Google検索のナレッジパネルに表示する電話番号や公式WebサイトのURLなどを入力していきます。
公開できる電話番号やWebサイトがない場合は、「ウェブサイトは不要です」を選択しましょう。
「次へ」ボタンを押すと確認画面になるため、問題なければ「終了」を押して仮登録が完了となります。
STEP 7オーナー確認
基本的な情報登録が完了したら、オーナー確認にうつります。
登録者がビジネスオーナーであることを示す必要があるため、オーナー確認の工程が必要になるのです。ビジネスの種類によって異なりますが、基本的にオーナー確認の方法はハガキ郵送のみです。
ハガキの宛先を入力する画面になるため、名前を入力したら「郵送」→「ハガキを送付」を押します。
通常2週間以内に確認コードを記載したハガキが送られてくるため、それを管理画面から入力すれば登録が完了します。
オーナー確認まで完了したら、Google検索やGoogleマップに情報が表示されるようになるのです。
Googleビジネスプロフィールは編集も可能!
Googleビジネスプロフィールは、新しく情報を登録するだけでなく、編集も無料で行うことができます。
Googleビジネスプロフィールの編集方法
管理画面にログインしてビジネスプロフィールマネージャーから編集するだけでなく、Googleの検索結果やGoogleマップからも情報の編集ができます。
オーナーとして登録しているGoogleアカウントにログインした状態で、Googleで自身の店舗・会社名を検索すると、検索結果に「プロフィールを編集」「宣伝」「顧客」のボタンが表示されます。
プロフィールを編集
ビジネス情報、商品情報、サービス内容、予約ボタンの設置、写真のアップロードなどができます。
宣伝
分析データを閲覧したり、イベントを追加したりといったことが可能です。
情報を登録するというよりは、より多くの人にGoogleビジネスプロフィールを見てもらうために活用するイメージです。
顧客
クチコミ、メッセージ、Q&Aなど、ユーザーとコミュニケーションを取るために活用します。
クチコミに「いいね」をしたり、質問に回答したりといったことが可能です。
ボタンごとに内容が異なるため、該当するボタンから編集したいものを選んで編集を行いましょう。
クチコミや写真の削除方法
Googleビジネスプロフィールでは、一般のユーザーがクチコミや写真を投稿できます。しかし、基本的には投稿されたクチコミや写真の削除はできません。
例外として、嘘の内容が投稿されている場合や、Googleのポリシーに違反する内容だった場合などは削除依頼が可能です。
クチコミの削除
ビジネスオーナーが削除する場合は、まずGoogleビジネスプロフィールにログインし、クチコミ一覧から報告するクチコミを選択します。「不適切なクチコミを報告」ボタンを押せば完了です。
また、オーナー以外も削除依頼が可能です。Googleビジネスプロフィールのクチコミ一覧から該当の投稿を探し、「不適切なクチコミを報告」を押せば削除依頼ができます。
クチコミ削除の方法は、公式のヘルプページからもチェックできます。
写真の削除
オーナーのGoogleアカウントにログインした状態で、検索からGoogleビジネスプロフィールを表示します。該当の写真を選択し、右上にあるフラグアイコン「問題を報告」をクリックしてください。
違反の種類を選択して送信すれば完了です。
詳しい写真削除の方法は、公式のヘルプページもチェックしてみてください。
スマートフォンなのかPCなのか、Google検索なのかGoogleマップなのかによってボタンの位置や名前が異なりますが、大まかな手順は同じです。
また、前述したとおり、クチコミや写真を削除できるのはGoogleのポリシーに違反している場合に限ります。「書いてほしくない内容だった」「気に入らない」といった理由では削除できません。
削除依頼を行っても削除されない可能性もあるため、その点には注意しましょう。
MEOとは?Googleビジネスプロフィールで上位表示に関わる要素

Googleビジネスプロフィールの活用には、MEOの理解が必要不可欠なんだ。

Googleビジネスプロフィールの説明には「MEO」というワードがよく出てきますが、具体的にどういうものですか?

じゃあMEOの概要について解説するよ!
MEOとは?
MEOとは「Map Engine Optimization」の略で、「マップエンジン最適化」を意味します。Googleマップに限らず、様々な地図アプリで検索した際に、上位表示されるように行う施策を指します。
また、Google検索でも地図が上部に表示されるため、その際の掲載順位もMEOの範囲に該当します。
多くのユーザーが店舗を探す際にGoogle検索やGoogleマップを活用しているため、MEO対策を行って上位表示を目指すことによって、集客にも大きく影響するのです。
上位表示のポイント
「原宿 + クレープ」など複数の店舗が該当する場合、検索結果にはGoogleビジネスプロフィールが一覧で表示されます。
その際、普通の検索と同様に、上位に表示されるほどユーザーの目につきやすくなるのです。
Googleビジネスプロフィールの順位を決定する要素として、Google公式は「関連性」「距離」「視認性の高さ」を挙げています。
関連性
ユーザーが検索したキーワードと、Googleビジネスプロフィールに登録された内容の関連性を指します。
例えば「カフェ」を検索した場合に、Googleビジネスプロフィールの説明文や投稿に「カフェ」というワードや、「喫茶店」など関連ワードが入っているかどうかで関連性をチェックされています。
関連性を高めるためには、ユーザーがどういったキーワードで検索するのかを分析して、適切なキーワードを含む説明文を記載することが大切です。
距離
文字どおり、検索で指定された地名から店舗・会社の住所までの距離を指します。
例えば「原宿 + クレープ」で検索した場合は、原宿周辺の店舗が表示されます。「クレープ」だけで検索した場合は、ユーザーの位置情報に応じた店舗が表示されることが特徴です。
ユーザーにアピールするためには、まずGoogleビジネスプロフィールの住所を正しく入力しておくことが大切です。
視認性の高さ
視認性の高さとは、ビジネスがどのくらい知られているかを指しており、「知名度」とも言い換えられます。
インターネット上だけでなく、オフラインでの知名度も評価される点が特徴です。
有名なブランドやホテルなどは視認性の高さに優れているため、上位表示されやすいといえます。
Googleビジネスプロフィールでは、クチコミ数や評価をもとに視認性の高さを判断しています。
Googleビジネスプロフィールにお店のWebサイトを登録する、WebサイトのSEO対策を行う、SNSでも情報発信を行うといった工夫で知名度を上げ、評価を獲得していくことが重要です。
Googleビジネスプロフィールを活用して集客を増やすコツ
Googleビジネスプロフィールは、ただ登録しただけでは効果を発揮できません。
上記でご紹介した3つの要素を意識することはもちろん、以下のポイントも意識して登録内容を充実させましょう。
POINT 1写真・文章にこだわる
Googleビジネスプロフィールは、住所や電話番号などを登録しただけではもったいないといえます。より多くのユーザーに見てもらうためには、写真や説明文を充実させることが大切です。
例えばランチについて記載する際も、ただ「ランチ」と記載するのではなく「ハンバーグ」や「パスタ」など詳細まで記載するようにしましょう。
そうすれば「地域名+ハンバーグ」などのワードで検索したユーザーにも、情報を表示することができます。
お店に来てくれるユーザーはどういったワードで検索するのか考えて、その内容を盛り込んだ文章を載せるようにしましょう。
また、メニューの詳細と合わせて写真も投稿しておけば、よりユーザーの目に留まることができます。
メニューだけでなく店舗の外観や内装、スタッフの写真も載せておけば、よりお店の雰囲気を伝えることができ、ユーザーの興味をひくことが可能です。
POINT 2情報の正確性を高める
住所や電話番号といった基本情報は、WebサイトやSNSもあわせて、すべて統一して記載するようにしましょう。また、Googleビジネスプロフィールには最新の情報を載せることが大切です。
最新の情報を公開しているアカウントはGoogleから評価されやすいため、定期的に更新しましょう。
キャンペーンやセール情報を都度更新することはもちろん、商品紹介やお店のこだわりなども、積極的に更新するのがおすすめです。
POINT 3クチコミへ返信する
まずは、ユーザーからの信頼度を高めるために、クチコミを増やすことが大切です。
「クチコミを書くと割引」といったキャンペーンはGoogleのポリシー違反になる可能性があるため、来店されたお客様に直接お願いするなどしてクチコミを増やしましょう。
もらったクチコミには、丁寧に返信することも重要です。
企業が真摯な姿勢でユーザーと向き合っていると示せるため、ユーザーからの評価が上がるきっかけの1つになります。また、間違った内容を記載しているクチコミには、返信をとおして正しい情報を伝えることも可能です。
POINT 4レビュー評価4点以上を目指す
Googleビジネスプロフィールには、ユーザーからのレビュー評価も掲載されます。
レビュー評価が4点以上だと予約などにつながる確率が高まるといわれているため、クチコミなどを参考に店舗の改善を実施し、4点以上を目指しましょう。
よくある質問
本当に無料で使えますか?
Googleビジネスプロフィールは、完全無料のツールです。
店舗情報や商品情報、写真の掲載だけでなく、自社のWebサイトへのリンクや閲覧数の確認まで、様々な機能を活用できます。
自社で更新する分には無料ですが、有料広告を使ったり、専門の業者へ依頼したりする場合は費用がかかります。
ログインできない場合はどうしたらいいですか?
Googleビジネスプロフィールにログインするためには、オーナー権限が必須です。
オーナー権限が別のユーザーに紐づいていると、ログインができません。
その場合は、オーナー権限のリクエストを行いましょう。リクエストの手順は以下です。
- Googleビジネスプロフィールにアクセス
- ビジネス名・店舗名、住所を入力し、対象のビジネスプロフィールを選択
- 「アクセスに関するリクエスト」を選択
- 開いたフォームに必要事項を入力して送信
現在オーナーになっているアカウントへリクエストが送信されるため、承認されれば新しいオーナーとしてログインが可能になります。
Googleビジネスプロフィールの問い合わせはどこでできますか?
Googleビジネスプロフィールに関する内容は、以下から問い合わせが可能です。
ヘルプセンター
ヘルプセンターのタブからトラブルについて検索すると、該当する回答が表示されます。それでも問題が解決しない場合は、問い合わせタブに進むことができます。
Googleビジネスプロフィールの管理画面
管理画面の下部「サポート」から、問い合わせが可能です。小窓でヘルプページが表示されたら、コミュニティへの質問か問い合わせを選択できます。
Googleビジネスプロフィールコミュニティ
Googleビジネスプロフィールコミュニティとは、トラブル対処法を調べられるプラットフォームのようなものです。
Googleのサポートチームだけでなく、Googleビジネスプロフィールを活用する一般ユーザーも回答しているため、様々なトラブルに対する解決策を迅速に調べることができます。
Googleビジネスプロフィールの登録は業者に依頼できますか?
Googleビジネスプロフィールの管理は、MEO対策業者への依頼も可能です。
MEO対策業者はGoogle検索・Googleマップでの掲載順位を上げる施策を行ってくれるため、Googleビジネスプロフィールの登録や更新にも対応してくれます。
費用がかかりますが、自社で対応する時間がない、確実に成果を出したいといった場合は、業者に依頼するのもおすすめです。
Googleビジネスプロフィールの最新情報は追っていこう
この記事では、Googleビジネスプロフィールの概要やメリット・デメリット、登録や編集方法、集客のためのポイントなどを解説しました。
Googleビジネスプロフィールは、完全無料で使えるツールです。
ユーザーへ正しい情報を伝えるだけでなく、集客を伸ばすことにもつながるため、ぜひ活用をご検討ください。
もちろん、ただ登録しただけでは意味がありません。
文章や画像を充実させたり、常に最新の情報を掲載したりと、ユーザーにもGoogleにも評価されるように様々な施策を実施し続けることが大切です。