
今回ご紹介するのは、用語の説明と、その活用方法です。
「UU」や「PV」という言葉についてご存知でしょうか。
ホームページを運営されている方であれば、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
しかし、あらためてその用語について、その違いを明確に説明できるかと問われると自信がなくなる方もいらっしゃると思います。
「UU」とは
「UU」とは、Unique Users(ユニークユーザー)の略でWEBサイトを訪問した人の数(訪問者数)です。
1つのサイトで、同じ人が100ページ閲覧してもUU数は1です。
また、100回再読み込みしたり別のサイトから戻ってきてもUU数は1です。
「PV」とは
「PV」とは、Page View(ページビュー)の略でサイトが閲覧された数です。
1つのサイトで、同じ人が100ページ閲覧すればPV数は100です。
また、100回再読み込みしたり別のサイトから100回戻ってくればPV数は100となります。
あるいは、1つのサイト内にある100ページを全て閲覧してもPV数は100となります。
「PV」と「UU」の有効活用
UUやPVは単純にその数の多さでウェブサイトの人気を測ることができますが、コンテンツの効果測定に有効活用するのがオススメです。
ある商品ページAが100のPVで5つの商品が売れたとします。
一方で別の商品ページBが100のPVで3つの商品しか売れなかったとします。
この場合、商品ページAのコンバージョン率は5%でコンバージョン率3%の商品ページBよりも優れていると判断できます。
商品ページAの画像やキャッチコピーあるいは、商品そのものが商品Bよりも人気なのかというような分析をしてウェブサイトの改善に繋げます。
ところが、さきほどの現象をUUで分析したところ商品ページAが100のPV、UU100で5つの商品が売れたとします。
商品ページBが100のPV、UU10で3つの商品売れたとします。
すると、商品ページBは訪問者数10人のうち30%の人が購入したことや同じ人が何度も訪れたくなるような商品ページだということがわかります。
もし、商品ページBに新規顧客の集客を100人(つまりUUが100あれば)30個の商品が売れるポテンシャルがあるということになります。
このように、UUとPVをしっかりと見ていくことで、売上を改善する可能性が出てくるということになります。
ぜひ、Googleアナリティクスなどのアクセス解析ツールを活用して、UUやPVの数値を分析しWEBサイト改善につなげてください。