今回は2021年に実施すべきSEO対策4点についてご紹介します。
- Core Web Vitals
- E-A-T
- UX(ユーザーエクスペリエンス)
- メンションの獲得
この記事を最後まで読んでいただければ、上記4つのSEO対策を理解することができます! この機会に習得しましょう!
2020年に行われたGoogleコアアルゴリズムアップデート
2021年に対応すべきSEO対策を考察するために、まずは2020年のGoogleアップデートを振り返っていきたいと思います。
Googleは年に2~3回大規模なアップデートを行います。その大規模なアップデートをコアアルゴリズムアップデートといいます。
2020年は1月・5月・12月の3回コアアルゴリズムアップデートが行われました。
1月 January
1月のアップデートではYMYLに関わるコンテンツが中心的に影響を受けました。
E-A-Tが重要視され順位が変化しました。
YMYLとは?
Your Money or Your Lifeの略。
お金や人生(医療・美容・法律等)に影響を与えるものでGoogleの評価基準のガイドラインの1つです。
E-T-Aとは?
- Expertise:専門性
- Authoritativeness:権威性
- Trustworthiness:信頼性
上記3つからなるGoogleの評価基準のガイドラインの1つです。
5月 May
5月のアップデートではさまざまなジャンルで変動がありましたが、コロナウイルスの感染拡大に伴い、特にYMYLジャンルにおいて大きい動きがありました。
12月 December
そして先日行われた12月のアップデートで、Googleは同社のブログ記事にて“Focus on content”(コンテンツに集中せよ)の見出しでコンテンツの重要さを説いています。
コンテンツのオリジナリティを高めること、モバイルデバイスからでも読みやすいこと、価値のある記事であることなど、これからはユーザーに対してより適切なコンテンツが重要視されていくでしょう。
今年行われた3回のコアアルゴリズムアップデートは基本的にE-A-Tの強化に対するものでした。
Googleのコンテンツ評価基準を理解し、それに対するSEO対策は今後どういったものが良いのでしょうか?
2021年すべきSEO対策
Core Web Vitals
2020年5月にGoogleが発表した新しい評価の基準です。
2021年5月以降から 既存のシグナルと組み合わせ、順位に反映される予定なので要チェックです!
Core Web Vitalsは”LCP,FID,CLS”3つの指標から構成されます。
引用元:Web Vitals の概要: サイトの健全性を示す重要指標
LCP:読み込み時間
ページの表示速度です。読み込みを開始して2.5秒以下が良いとされます。
FID:インタラクティブ性
ページ中でユーザーがアクションを起こした際の応答速度です。
リンクをクリック後の反応が1/100秒以下が良いとされます。
CLS:見た目の安定性
予期しないレイアウト崩れやずれの有無。
「ずれが生じた表示領域の比率 × 距離の比率」で測定され0.1以下が良いとされます。
コアウェブバイタル(Core Web Vitals)とは
2021年5月にGoogle検索のランキング要因として組み込まれたCore Web Vitalsについて解説しています。
E-A-T
今年行われたGoogleコアアルゴリズムアップデートは3回ともE-A-Tを強化する内容でした。
特にYMYLは最新情報や信頼できる情報が常に求められます。また、YMYL以外のジャンルでもE-A-Tが重要視されてきています。
Expertise:専門性
Webサイトやコンテンツの内容に専門性があり、ユーザーに有益な情報かどうかを評価しています。
資格保有者や経験者をの情報をWebサイトやコンテンツに記載したり、1つの内容に特化している場合、専門性が高くなります。
Authoritativeness:権威性
専門性の高い他のWebサイトから推薦やリンク等の評価を得ている場合評価が高くなります。
Trustworthiness:信頼性
ユーザーにとって信頼できる情報やサイト、運営者かどうか評価されています。
コンテンツの著者情報などの記載も信頼を上げる対策に繋がります。
UX(ユーザーエクスペリエンス)
ユーザーにとって使いやすいWebページやコンテンツかどうかが大切です。
UX(ユーザーエクスペリエンス)とは?
ユーザー経験やユーザー体験と訳され、ユーザーが製品やサービスを通して得る経験や体験のことです。
無駄な広告の廃止
専有面積の大きい広告や勘違い誘発するような過剰な広告を廃止することでUXが高まります。
モバイルからの使いやすさ
スマホで閲覧した際のレイアウトがきれいに収まっているか等、モバイルからの使いやすさを考えたWebページづくりがユーザーの評価を上げるためにはで大切です。
見やすく、分かりやすく、丁寧に
プランの内容や金額の内訳など分かりやすい場所に設置したり、丁寧に説明することもユーザーにとって使いやすい要素になります。
ユーザーからの評価を上げることがGoogleからの評価につながります。
メンションの獲得
検索エンジンからのオーガニック検索以外の流入元を複数確保する対策も今後有効になってきます。
公式SNSでの情報発信や地域のポータルサイトに登録し認知度を上げることでWebサイトへの新たな流入経路になります。
オーガニック検索とは?
検索エンジンで検索した際に検索画面に表示される広告を含まない部分のことです。
まとめ
ユーザーが使いやすく、ユーザーにとって有益の情報のあるページはGoogleからの評価が高まります。
ターゲットを明確化しコンテンツ内容をより専門的にすることによってユーザーのニーズにより明確に答えることができます。
2021年は、ユーザーの目線になることが大切です!
今回は2020年に行われたGoogleコアアルゴリズムアップデート内容の振り返りと、最新のアップデートに向けたSEO対策についてお伝えしました。
Web作成やSEO対策をされる方に参考になれば幸いです。