SEOとは?
SEOとは、Googleなどの検索エンジンでウェブサイトを上位表示させるための施策のことです。Search Engine Optimization(サーチ エンジン オプティマイゼーションの略がSEO。)をわかりやすく言うと、日本語で検索エンジン最適化という意味です。このページはサービス品質改善部の佐藤剛が、正しいSEO情報を提供できるように推敲を重ねて作成しています。基本となるSEO対策と具体的な実施方法を解説いたします。
SEOチェックリスト
SEO対策の項目を網羅的に知りたい方は、弊社独自のSEOチェックリストをダウンロードしてご利用ください。
基本のSEO対策一覧
「初心者でもすぐに自分でできるSEO対策が知りたい」という方のために、比較的すぐに実施できる基本のSEO対策を以下の通り記載いたしました。是非お試しください。
キーワード調査の工夫
SEO対策のためのキーワードは自分のサイトがユーザーニーズに応えられるキーワードを使用します。検索ボリュームやユーザーニーズとページの関連性の高さを考慮してキーワードを選定します。キーワード調査の具体的なツールはキーワード調査と選定の章で紹介します。実際にはニーズに応えられないのに対策のためだけに情報を掲載するといったことは行わないでください。
検索意図を理解
ユーザーがなぜそのキーワードを使用して検索しているのかその理由を把握しましょう。検索の目的や意図を把握すれば、ユーザーが求めている情報の想像がしやすくなります。サイト上で提供する情報の改善に役立ちます。検索ユーザーのニーズを理解するための資料はこちらです。検索クエリには、見た目が同じでも、検索者にとっては異なる意味だったり、検索位置によって場所に関する情報が含まれていたり、時代によって同じ単語でもニーズが変わる場合がありますので注意しましょう。
ローカルSEO対策を行う
もしあなたのサイトが美容室や歯医者、居酒屋など近くのお店を探すといった地域のニーズに応える地元のお店の場合、Google ビジネス プロフィールへの登録を行い、マップ対策(MEO)を行いましょう。ページ上でお店の場所の紹介で近くの有名なお店やバス停、駅や観光スポットに言及しましょう。例:「〇〇の近く」「〇〇から〇〇方面に徒歩何分」など。ユーザーの役に立つ便利な補足になり来店動機になることがります。来店動機になりえる情報はなるべく記載しましょう。例:営業時間、営業日、お得な情報、イベントなど。マップ対策は特に地域的な距離が近いユーザーとの相性が良く表示される可能性が高まります。
SEOに強いタイトルをつける
ページタイトルはSEOにおいて、ページ内容を示す名前であったり、検索結果で目立つため重要です。ページの内容が明確で、検索クエリと関連が高いユニークなタイトルを設定し、他のページとの重複は避けましょう。具体的なタイトルの付けかたの例は、タイトル・メタディスクリプションの文字を工夫するで紹介します。
SEOに強いページ説明文をつける
説明文、つまりディスクリプションは検索結果のタイトル下に表示される説明文のことですが、こちらも重要です。タイトルよりも文字数の余裕があることを活かし、ページの内容を分かりやすく説明しましょう。こちらも、具体的な例はタイトル・メタディスクリプションの文字を工夫するで紹介します。
SEOに強い構成と見出し
ページの構成も大切なSEO要素です。メインコンテンツや、見出し、本文がユーザーニーズ(SEO対策キーワード)を説明する外せない構成要素になっていて、要点を端的に説明していることが大切です。検索意図とのエンゲージメント(深い関係性)が高く、読者の満足度が高くなるようにしましょう。具体的な例はコンテンツSEOで解説します。
検索クエリに関連する情報を掲載する
ページ内に、「ユーザーが使用する検索キーワードの関連情報」を掲載します。ページ内の情報が検索キーワードと関連性が高いと判断されると、上位表示につながるため、関連語や共起語が含まれることを意識してページ内に情報を記載します。具体的な関連性の例については、コンテンツの関連性で紹介します。
ページにアクセスしたユーザー体験(UX)を高める
ページ訪問者が快適に閲覧できるように、ページのユーザーエクスペリエンスを改善します。モバイルデバイスでも適切にメインコンテンツが表示され、操作が軽快で使いやすいか確認しましょう。具体的にはCore Web Vitals(コアウェブバイタル)やページスピードの改善で紹介します。
モバイルフレンドリーへの対応
スマートフォンやモバイル機器で見やすいか確認します。
1.フォントサイズが見やすいか
2.ビューポ―ト(表示領域)が設定されているか
3.ボタンやリンクが近すぎてタップしにくくないか
4.コンテンツのサイズがビューポートのサイズに最適化されているか
主なポイントを、実機で確認しましょう。対応ができているかどうかをチェックするツールには以下があります。
①Chromeブラウザに搭載されたLighthouse
※調査したいページを開いた状態で、「F12キー」か右クリックメニューから「検証」→「Lighthouse」から実行できます。
②Page Speed Insithts
③Chromeウェブストア Lighthouseを使用します。
コンテンツの情報鮮度を高める
コンテンツにふさわしい情報鮮度を保ちます。提供する情報がユーザーが新鮮さを期待するものである場合、例えば「地震」など、新しい情報を求めている場合に、より新鮮なコンテンツが上位に表示される仕組みをフレッシュネスシステムといいます。このしくみに対応できるように、コンテンツにふさわしい鮮度を保ちます。
構造化データの設定
構造化データは、ページ内のどの箇所にどんなデータがあるのかをラベル付けして、Googleに正確なデータの分類や内容を伝える仕組みです。リッチリザルトテストや、スキーママークアップ テストツールを利用して、正確な構造化データを設定しましょう。企業に向いているのは、Oganizationなどのプロパティです。
パンくずリストの工夫
パンくずリストは、サイト内の構造を示すナビゲーションの一つで、現在位置を示します。現在のページから上の階層へ移動するナビゲーションリンクとして使用されます。パンくずリストは、ページ構造を示すナビゲーションテキストのため、パンくずリストに使われているテキストは比較的信頼性が高く評価されやすい傾向があります。
一次情報の掲載
一次情報は、他社がまだ発信していない自社独自の統計情報やデータ、経験や事実に基づく自分の言葉などです。例えば、オリジナルのメニューや、利用方法、メリットの説明など他のサイトに掲載のない情報を掲載しましょう。
わかりやすさを上げる
サイトのわかりやすさを上げるために、解説の補足として、図表、画像、動画や音声コンテンツを使用して、説明をわかりやすくします。
ページを増やす
対策サイト内にユーザーニーズ(検索クエリ)に応えるページを増やします。日記のようなコンテンツではなく、検索ユーザーにとって高品質で便利な情報を充実させます
検索エンジンの仕組み(SEOで検索順位が決まる仕組み)
検索順位が決まるまでの流れ
Googleの検索順位は、以下のような流れで決まります。
クロール
検索エンジンは「 クローラーと呼ばれるロボットを使い、Web上の情報を収集しています。
クローラーがWebページのリンクをたどって新しいWebページを発見し、そのページ内容を読み込み、検索データベースに持ち帰ることをクロールといいます。
補足:リンクはAタグを使用してください。クローラーがリンクをたどるときにスムーズにたどることができます。
インデックス
Webページをクローラーが探し出した後、内容を解析しデータベースにインデックス登録(索引付け)します。
インデックス登録されたWebページは、検索クエリとの関連性が高いと評価された順に、検索結果に表示されます。
検索結果へ表示
クローラーにインデックスされた後は、検索アルゴリズム※評価システムをもとに検索クエリとの関連性が計算され、検索順位が決定します。
そして、ユーザーがGoogleで検索するとWebページが検索結果に表示されます。
検索結果順位に関わる要因とは?
Googleの検索結果順位は、「検索クエリの検索意図とWebページとのテキストマッチング」や、「キーワードの出現頻度」「ページの信頼性」など複数の特徴からなるアルゴリズムをもとに決定されています。 アルゴリズムの具体的な内容は、公表されていません。
しかし、Googleは検索結果における重要な要因として、以下の5つを挙げています。
検索ユーザーの目的
Googleは、関連性の高い検索結果を表示するために、検索ユーザーの「検索意図を理解するためのシステム」を用意しています。
検索意図を理解するためのシステム
- 検索クエリの単語と検索意図のつながりを理解する
- 求められている情報のタイプを把握する
- 地域やクエリに表れていない意図を認識する
- 的確で新鮮な情報を優先する
例えば「SEO 詳しく」という検索クエリに対する検索意図(SEOについて詳しく知りたい/SEOの応用方法や具体的な実装方法が知りたい)を検索エンジンが理解することで、検索結果にSEOについて詳しく書かれているサイトや、具体的な実装方法が書かれているサイトなど、検索をしたユーザーにとってニーズに沿った最適なコンテンツを表示します。
コンテンツの関連性
Googleは検索クエリからユーザーニーズに最も合う関連性の高い検索結果を表示する方法を研究し、改善を続けています。
例えば「キーワードの一致」の場合、検索クエリに含まれるキーワードが、コンテンツに含まれている場合、そのページと検索クエリは関連性が高いと判断されます。
コンテンツの品質
Googleは「検索クエリ(検索されたキーワード)と関連性が高く、ユーザーの役に立つ高品質なコンテンツを優先して上位に表示する方法」を採用しています。
Googleがコンテンツの品質の参考にする情報(例:正確性)
- 他の著名なWebサイトからのリンクや言及
- 検索品質評価プロセスからのフィードバック
- コンテンツの作成者や運営者の専門性
Webサイトのユーザビリティ
Googleはコンテンツの関連性・質に加えて「ユーザビリティ」も考慮しています。
Googleがユーザビリティを判断する基準
- モバイルフレンドリーかどうか
- コンテンツの読み込み速度
ユーザーが容易に情報へアクセスでき、満足度を向上させるために重要な要素です。
コンテキスト(前後関係や文脈)と設定
Googleは「コンテキスト(前後関係や文脈)に対して関連性の高い結果を表示する方法」を採用しています。
Googleがコンテキスト(前後関係や文脈)を理解する方法
- 検索されたクエリを、BERT(バート):文脈を理解するシステムを通して解釈
- ユーザーの現在地から、近くの情報を求めている場合はその地域に関するコンテンツを優先する
- 過去の検索履歴から、ユーザーが興味を持っていることに関連するコンテンツを優先する
- ニューラルマッチングを使用して、検索クエリやページのコンセプトを理解して、関連付ける
Googleの考え方を理解しましょう
あなたがSEO対策を成功させるために重要なポイントは「Googleの考え方と、検索エンジンの仕組みを理解すること」です。
特に以下の3つのポイントは押さえておきましょう。
Googleが掲げる10の事実
Googleは会社設立当初に「Googleが掲げる10の事実」を理念として掲げ、ユーザーに役立つ情報を提供しようという考えをもとに、検索エンジンを開発・改善してきました。
引用:Googleが掲げる10の事実|Google
- 1.ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
- 2.1つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
- 3.遅いより速いほうがいい。
- 4.ウェブ上の民主主義は機能する。
- 5.情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
- 6.悪事は働かなくてもお金は稼げる。
- 7.世の中にはまだまだ情報があふれている。
- 8.情報のニーズはすべての国境を超える。
- 9.スーツがなくても真剣に仕事はできる。
- 10.「すばらしい」では足りない。
このようなGoogleの考え方を理解し、ユーザーに役立つコンテンツを作成しSEO対策の効果を高めていきましょう。
E-E-A-T(ダブルイーエーティ/イーイーエーティ)
検索結果の品質向上を目的として、Googleは検索品質評価者ガイドラインを定めています。
検索品質評価者が検索ランキングシステムのパフォーマンスを評価するときに使用されているものが、『E-E-A-T』です。
■E-E-A-Tは、次の言葉のイニシャル(頭文字)です
・Experience(経験:エクスペリエンス)コンテンツ内の文章で体験・経験が伺えるようにする
・Expertise(専門性:エキスパータイズ)コンテンツ内に専門知識が垣間見えるようにする
・Authoritativeness(権威性:オーソリティティブネス)コンテンツ内に参照元の情報を掲載し信頼性を高める
・Trustworthiness(信頼性:トラストワーティネス)コンテンツ内に信頼する価値がある根拠を掲載する
Google検索品質評価者ガイドラインは、ランキングに直接影響するわけではありませんが、上位表示するための方法を自己評価するために便利です。この信頼指標をたしていると、「有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成ができている」と考えられます。E-E-A-Tの中心となる要素は、信頼性です。
E-E-A-Tを満たすSEO対策ができているかの自己評価
- サイト上で独自の情報、研究または分析結果を提供していますか
- トピックを熟知している専門家が執筆し、レビューしていることがわかりますか
- 専門知識の証拠となる背景情報へのリンクや情報源を提供していますか
- サイト上に明らかな事実誤認がありませんか
コンテンツを作成するときは常にユーザーの視点に立ち、価値ある情報提供を心がけましょう。
YMYL(ワイエムワイエル)
YMYLとは「Your Money or Your Life(ユアマネーユアライフ)」の略です。
皆さんの生活、健康、医療、お金など深刻な影響がある分野で信頼性が重視されています。
YMYLテーマ例
- 最新ニュース・イベント
- 市民の権利・義務、政治、法律
- 経済
- ショッピング
- 健康と安全
- 人々のグループ(人種・宗教・国籍など)
- その他
YMYLの対象となるページのテーマは、ユーザーの将来の幸福・経済的安定・安全に潜在的な影響を与える領域ですね。
YMYL領域は、誤情報が記載されているとユーザーにネガティブな影響を与える可能性があります。そのため、情報の正確性・信頼性を判断する厳しい基準が設けられています。
YMYLコンテンツの作成ポイント
- 情報の正確性と信頼性を担保する
- ユーザー視点に立ち、有益で価値のある情報を提供する
- 明確な根拠と説明を記載する
- 最新情報の提供に努める
「ユーザーの生活に大きな影響を及ぼす可能性がある」ということを念頭におき、責任あるコンテンツを作成しましょう。
Googleの検索ランキングシステム
検索エンジンは、ランキングシステムの一部を公開しています。例えば、Google検索ランキングシステムのご紹介では、以下のような仕組みが紹介されています。こうした仕組みを理解した上で、対策を行いましょう。
BERT
バートは、文脈を左から右、右から左の双方向の学習を行い文脈をより豊かにとらえます。テキスト分類、意味理解、質疑応答などを事前学習されたモデルをファインチューニングしてタスクに適応させます。これによって、検索意図にマッチするページをより精度高く特定できるようになりました。ニューラルマッチング
ニューラルマッチングは、検索クエリやページで表現されるコンセプトの文章をニューラルネットワークに入力し、テキストの意味や関連性をベクトル表現として抽出し、クエリと文書のマッチング度合いを評価します。これにより文書の意味や文脈まで考慮した検索が可能になります。オリジナルコンテンツシステム
オリジナルコンテンツシステムは、独自のレポートなど、独自性の高いコンテンツが、引用されたものよりも上位に表示され、目立つようにするためのシステムです。これらの仕組みに沿った対策を行うことで、ランキングに有利に働きます。重要なSEO対策箇所
以下のSEO対策は、SEO対策の中でも、特に重要性の高い箇所です。基本の対策と一緒に実施しましょう。
重要なSEO対策箇所
1.ページタイトルおよびメタディスクリプションの文字を工夫する
ページタイトルは、SEOで最も重要な部分です。検索結果で最も目立ち気を引く部分でもあります。検索結果画面ではページタイトルをみて、ユーザーがそのサイト内容が自分の知りたいものかを確認し、訪れるかどうか判断します。訪問数に関わる重要な箇所です。
SEOに効果的なタイトルをつけるポイント
- ユーザーの興味関心を引く、または自分ごと化できる訴求ポイントをタイトルに入れる
- ページ全体の内容を要約してタイトルをつける
- 重要かつ興味を引くキーワードはページタイトルの最初の部分に入れる
タイトルタグの実装例
文頭に興味を引く対策ワード ページ全体の説明 具体例 興味を引く内容| サイト名
<title>SEOとは?基本の対策と実装例から最新のSEO対策チェックリスト|SEOタイムズ</title>
メタディスクリプションは、検索結果でタイトル欄の下のページ内容の説明欄(スニペットと呼びます)に表示されます。ページタイトルと同様に、ユーザーはメタディスクリプションの内容を見てWebページにアクセスするかを判断するため、大変重要な部分です。
SEOに効果的なメタディスクリプションをつけるポイント
- Webページの内容をうまく要約した説明文にする
- ページの主題となる対策キーワードを適切に含めた説明文にする
2.高品質なコンテンツ作成
SEO対策において「高品質なコンテンツ」とは、Googleが最優先している「ユーザーを第一に考えたコンテンツ」です。
検索ユーザーの検索意図を把握して検索ニーズを満たすコンテンツ作成が重要です。
例:キーワード「SEO」の検索意図
- SEOの意味や概念が知りたい
- SEO対策に取り組むメリットが知りたい
- Googleが検索順位を決める仕組みが知りたい
- SEO対策に使えるツールをたくさん知りたい
- SEO対策をコストをかけずに自分で行うための方法やノウハウを知りたい
- SEO対策を誰かに依頼するときの価格・相場が知りたい
- SEOにはどのような対策の種類があるのか知りたい
- SEO初心者向けの簡単な対策が知りたい
このように、検索ユーザーが求めている情報を把握すると、検索意図やニーズを満たすコンテンツを作成しやすくなります!
Needs Met(ニーズメット)
検索評価者が、ニーズに十分応えられているかどうかを評価する際に使用する指標がNeeds Metです。
Web担当者がNeeds Metの評価について知ることで「検索ニーズを高いレベルで満たすコンテンツがどのようなものか」を理解し、SEO対策に役立てることができます。以下は、Needs Met指標の日本語訳です。
Needs Met指標(日本語)
以下は、ニーズメット指標の解説です。「評価尺度|日本語/どの程度ニーズを満たすかの説明」の順で記載します。Fully Meets(FullyM)|フルリーミーツ
ユーザーが一つの特定の結果を見つけることを明確に意図している特定のクエリにのみ適用されます。特別な評価です。ほぼすべてのユーザーが満足し、ほかの検索結果を見る必要がない検索結果です。
Highly Meets(HM)|ハイリーミーツ
大多数あるいは一般的、または合理的なマイナーなクエリの解釈や検索意図に対して非常に役立つ検索結果です。高いレベルでニーズに応え、ほとんどのユーザーが満足し非常に役立つ。一部のユーザーは追加で検索して調べたい場合がある検索結果です。
Moderately Meets(MM)|モデレートリーミーツ
大多数あるいは一般的、または合理的なマイナーなクエリの解釈や検索意図に対して役に立つ検索結果です。多くのユーザーに役に立ちますが、一部または多くのユーザーが追加で検索して調べたい検索結果。
Slightly Meets(SM)|スライトリーミーツ
あまり役に立たない検索結果やあまり検索されないマイナークエリに対して役立つ検索結果です。
Fails to Meet(FailsM)||フェイルズトゥーミート
ほぼすべてのユーザーニーズを完全に満たさない検索結果を指します。無関係な内容や、可能性が非常に低い解釈について言及されている場合がこれに該当します。
引用:Part3:Needs Met Rating Guideline|General Guidelines
コンテンツ作成で使えるSEOツール
コンテンツ作成時に、より効率的に高品質なコンテンツを作成するために、SEOツールの活用もおすすめです。以下に、SEOツールを紹介します。
ツール名:AI SEOディレクター byGMO
機能:SEO専門家のノウハウを持つ独自AIが、SEO対策内容を提案するツール。SEOタスクの内容とボリューム、優先順位を可視化してくれます。効率的にSEOを行いたい方向け。
ツール名:ミエルカSEO
機能:人気が高いSEOツールの1つです。SEOのノウハウがないという方にもおすすめ。サジェストインテンションなどニーズを把握するためのバブルチャートが魅力的。
ツール名:TACT SEO
機能:独自のノウハウを活用した、SEO対策に必要な調査・分析機能をまとめたツール。面倒な分析調査を自動化できます。
ツール名:パスカル
機能:上位ページが使用しているキーワードや、コンテンツ作成に役立つ共起語やトピックがわかる。SEOの改善点がわかる点が特徴です。
ツール名:SEARCH WRITE
機能:SEOの課題の洗い出しや対策すべきキーワードと改善案をツールが提案。面倒な分析調査を自動化できます。
3.コンテンツのリライト【推敲】
情報が古くならないように、定期的に内容を見直し、リライトすることで記事品質を向上させることで、検索順位の向上や継続的な流入が期待できます。
リライトするコンテンツの選定ポイント
- 情報が古くなってしまったコンテンツ(情報を新しくします。)
- 検索順位が10位前後のコンテンツ(より検索意図に応えられるように修正し順位を高めます。)
- 検索結果表示回数とCTRが高いコンテンツ(検索意図は合っているため、コンテンツの品質や利便性を高めて流入を獲得します。)
Googleは、コンテンツの情報鮮度について以下のように述べています。
フレッシュネスシステム
引用:Google検索ランキングシステムのご紹介|Google検索セントラル
Google は、検索クエリに対してより鮮度の高いコンテンツが期待される場合にそのようなコンテンツが上位に表示されるように、「検索クエリにふさわしい鮮度」を評価するさまざまなシステムを導入しています。
例えば、SEOタイムズには「コアアップデート」に関するコンテンツがあります。
コアアップデートが更新されるたびに、最新情報をコンテンツに反映しています。
情報の鮮度を保つことで、上位表示をキープし、安定した流入数につなげます。
4.キーワード調査と選定
キーワードの調査と選定は、SEO対策の前に必要な準備です。
「1.SEO関連のキーワードを洗い出す」では、ツールでキーワードを洗い出します。
使用するツール
キーワードツールの例Google検索結果画面・公式ツール
「2.ユーザーニーズに応えられるキーワードを選ぶ」では、洗い出した関連キーワードの中から、自分のサイト上で提供できる情報や商品、サービスに関係する、ユーザーニーズに応えられるキーワードを選びます。サイト上でユーザーニーズに応えられないようなキーワードはSEOには適していません。
「3.検索ボリュームのあるキーワードを見つける」では、ユーザーニーズに応えられるキーワードの検索ボリュームをGMO順位チェッカーで確認します。
次に、またGMO順位チェッカーで順位を確認し、想定流入数を推測します。そして、対策するキーワードを選ぶという流れです。
5.内部リンクの設置・構造の最適化
「コンテンツ同士の関連性が高いコンテンツ」や、「ユーザーにとって、そのトピックにおいて重要度が高いコンテンツ」を基準にして内部リンクを行います。
例えば、キーワード「SEO」というコンテンツに内部リンクを設置する場合、「内部対策」や「外部対策」といった、キーワード「SEO」との関連度・重要度の高い内容に対して、内部リンクを行います。そして、対策を行う被リンク側と対策キーワードの関連性を強化します。
内部リンクの構造を最適化するメリット
- クローラーがWebサイト内のクロールをしやすくなる
- 関連する記事からリンクされ、SEO評価が高まる
- ユーザーがWebサイト内のほかのページを見るための回遊率が向上する
内部リンクを適切に設置して、ユーザビリティやクローラビリティを向上させ、コンテンツ同士のSEO評価を高めていきましょう。
6.ページスピードの改善
ページを開く挙動をしてから、3秒4秒たってもページが開かず「ブラウザバックして別のページをクリックした」という経験は、誰もが一度はあるのではないでしょうか。
良好なユーザー体験を提供するために、サイトは Largest Contentful Paint が 2.5 秒以下になるように努力する必要があります。
引用:Largest Contentful Paint(LCP)|Google Developers
LCP(Largest Contentful Paint:ラージェスト コンテンツフル ペイント)とは、ユーザーに認識されるページの表示速度や読み込み時間を表すCore Web Vital(コアウェブバイタル)指標です。最大の要素が読み込まれたタイミングが高速であれば、ユーザーはサイトが現在も使える有用なサイトであると認識します。
自社サイトのページスピードはPageSpeed Insightsで確認しましょう!
表示速度の改善例
- Webページのコンテンツ内で使用する画像を、軽量で圧縮効率に優れた画像形式であるWebPに変換する
- Webページの表示速度改善のためにブラウザキャッシュの設定を活用する
- HTML/CSS/JavaScriptのソースコードを軽量化
7.スマホ・モバイルでのユーザビリティを改善
Googleの調査によると、2016年時点で検索のうち67%をスマホ・モバイルが占めていることが判明。
そこで、2019年に「モバイルファーストインデックス(MFI)」を順次導入しました。
MFIを機に、検索結果に表示されるための評価基準のポイントが、PC版のサイトからスマホ・モバイル版のサイトの順次変更され、セキュリティやスマホ・モバイルでの表示速度、通信コストの低さ、操作の反応速度といったユーザービリティが重視されるようになりましたね。
スマホ・モバイルのユーザビリティ改善例
- Webページをレスポンシブデザインにする
- Webページのサイズを軽量化する
- Webページの表示速度を改善する etc.
Chrome Lighthouseでスマホでのユーザビリティをテストしましょう。
以下のような取り組みを行い、自社のファンを増やしましょう。
▼弊社取り組み例
・オウンドメディアSEOタイムズ
・SNSSEOタイムズ編集部公式X
・寄稿SEOタイムズ出張版(ITmediaマーケティング)
・書籍WEB初心者のためのSEO対策100の質問
・受賞ITreview Grid Award 最高賞「Leader」(GMO順位チェッカー)
SEOの内部対策と外部対策
SEO対策は、大きくわけると、内部対策と外部対策の2種類があります。
2つのSEO対策
まずは、SEO対策の中心的な対策である内部対策について解説します。
内部対策とは?
その名のとおり、Webサイト内部の品質を向上させるための取り組みです。
内部対策は「対策を行う対象」によって大きく2種類にわかれます。
内部対策の種類
コンテンツSEO
コンテンツSEOは、ユーザーニーズに的確に応えるコンテンツで上位表示を目指す対策です。良いコンテンツは上位表示されやすいため、コンテンツの質を高めることが、重要なSEO対策となります。
コンテンツSEOの注意点
- 検索ユーザーのニーズを満たすコンテンツが掲載されているか
- コンテンツ内に来訪ユーザーの気をそらし、離脱してしまう箇所がないか
- トピックに対する初心者にも経験者にとっても便利な情報が集約し掲載されているか
- 自分のサイトの情報は他のサイトにも掲載されているありふれた情報のみで構成されていないか
- 作成したページは信頼できる独自の研究データや1次情報が掲載されているか
コンテンツSEOの実践
以下の流れでコンテンツSEOを実践してみましょう。
手順①SEOキーワードを選定→自分のサイトと関連の高い有望なキーワードを選定します。キーワード検索数がわかる「Google広告キーワードプランナー」などの検索ボリュームが確認できるツールを活用しましょう。
手順②検索結果上位のコンテンツ内容を調査
→対象キーワードでどのようなコンテンツが評価されるのかを調査します。狙っているキーワードで上位表示しているコンテンツ(=既にSEO評価が高い)を参考にします。
手順③SEOコンテンツの構成案を作成
→評価されるコンテンツを把握したら、自社用にコンテンツを作成します。まずはコンテンツの骨組み・ページタイトルを決めます。1次情報となるオリジナルの要素を含めます。それから詳細を記載します。
手順④ユーザーニーズに応えるコンテンツ作成
→SEOでは、Needs Met(ニーズメット)という、ユーザーのニーズを満たす有益なコンテンツ作成が重要となります。Needs Met評価は、検索結果品質を評価する検索品質評価者が使用する、ニーズをどのぐらい満たしているかのガイドラインです。
手順⑤コンテンツの誤字脱字・ファクトチェック
→コンテンツの内容は事実確認がとれているか、誤字脱字がないか、コピペされた内容ではないかというさまざまなチェックを行いましょう。(CopyContentDetector)などを使用しましょう。
手順⑥公開後の順位チェック
→SEO対策を行った記事を公開した後で、順位が変動したかを確かめます。これにより行ったSEO対策がどのぐらい順位に影響したのかを確かめることができるようになります。また、検索結果1位と10位では、約10倍もクリック率が異なります。順位の改善には毎日の順位変動の確認が必要です。GMO順位チェッカーなどの順位チェックツールを使用して、順位変動を確認しましょう。
手順⑦リライト(書き直し)
→SEOにおけるリライトとは、ユーザーの検索意図に沿っていなかった部分や情報が不足していた部分、古くなってしまい適切ではなくなってしまった部分を最新の情報に書き直し、よりユーザーにとって的確で便利なコンテンツに修正することです。これにより、利便性や正確性が高まります。
テクニカルSEO
テクニカルSEOとは、コーディングやサーバー設定など技術的・構造上の問題点がなくなるように改善し、検索エンジンがサイトを快適に巡回、分析しやすくするための整備を行う対策です。
テクニカルSEOが不十分な場合
- 高品質なコンテンツを作成しても、Googleにクロールしてもらえない
- Webサイトの情報を正しくインデックスしてもらえない
- Webサイトの掲載順位がなかなか上がらない
クロールや インデックスなどの評価過程において、検索エンジンにWebサイトの内容を正しく伝え適切に評価してもらうために、テクニカルSEOに取り組みましょう!
『クロール最適化』は以下の施策を実践してみましょう。
- →例:ブラウザキャッシュ活用・画像や動画の最適化・フォントの見直しをして、サイトの読み込み速度を高速化しましょう。
Lighthouse対応
→ 例:PageSpeed Insightsまたは、Chromeウェブストアから、Lighthouseをダウンロードして、実行します。コアウェブバイタル指標の問題や、読み込み速度の問題など、各種エラーを解消します。- →例:具体的なカテゴリーの英単語でわかりやすく、短くシンプルなURLにすることで、検索エンジンがページ内容を理解しやすくなりますが、「完全一致ドメインシステム」によって、特定の検索語句と完全に一致することを意図してつけられている場合、過度に評価しないように調整が行われてしまいます。
- →例:検索エンジンにもれなく重要なページのURLを伝えるために、サイトマップを作成し、GoogleSearchConsoleでクロール申請を行います。
- →例:重要なコンテンツはクロールされやすいように、浅い階層に置き、分類しやすいようにシンプルなURLをつける。階層構造は深くせず、深くても3~4階層にする。
- →例:URLの正規化・アンカーテキスト内容の最適化
『インデックス最適化』には以下の施策を実践してみましょう。
- →例:同じキーワードを複数入れない・キーワードの羅列ではなく文章にする
- →例:アンカーリンクは青色を使用する・簡潔なテキストで表示する
- →例:テーマ選定時に重複がないかを確認・重複があればコンテンツを削除する
外部対策とは?
外部対策は、主に、被リンク(外部リンク)を獲得するための施策です。
Googleは、コンテンツの重要性を判断する一つの基準として、外部サイトからの被リンクを基準としています。
4. ウェブ上の民主主義は機能する。
引用:Googleが掲げる10の事実|Google
Google 検索が成果を出し続けている理由は、何百万人ものユーザーがウェブサイトに張ったリンクを参考に、どのサイトが価値のあるコンテンツを提供しているかを判断しているためです
LYNX 被リンクチェックツールなど、ツールを活用することで簡単に被リンクを分析できます。
被リンク獲得で重視するべきポイントは、質です!。また、無料ブログなどから大量に低品質なリンクをされてしまうと、逆に順位が下がるなどの悪影響を及ぼすリスクがありますので注意しましょう。
被リンクを獲得する一般的な流れは①高品質なコンテンツを作成し、②外部サイトから自然にリンクをもらうというものです。つまり、外部サイトからのお墨付きが必要といえます。
外部のサイト側の動きが必要な対策のため、中長期的に外部対策に取り組みましょう。
被リンク獲得の施策例
- ユーザーに有益なコンテンツを継続的に作成する
- SNS / プレスリリース/ 広告を適切に活用しコンテンツの露出を高める
SEO対策のメリット
SEO対策には、以下のメリットがあります。
アクティブな検索流入数の増加
検索結果で上位表示されると、検索結果表示数(サイトを目にする人の数)と検索結果からの流入数(サイトを訪問する人の数)増加につながります。自分で検索というアクションをする、解決意欲の高いユーザがサイトを訪問し、知名度や売上を向上させることができます。
つまり、SEO対策に取り組むことで、自社サイトへの「アクセス数増加」「継続的な流入」「認知度向上」などにつながります。より多くの方に、自社のビジネスを知ってもらえる機会を創出できるようになります。
以下は、検索結果の順位とクリック率のデータです。
検索順位とクリック率
- 1位: 13.94%
- 2位: 7.52%
- 3位: 4.68%
- 4位: 3.91%
- 5位: 2.98%
- 6位: 2.42%
- 7位: 2.06%
- 8位: 1.78%
- 9位: 1.46%
- 10位: 1.32%
引用:2021 CTR Research Study: The Largest Ever for SEO
このデータから、検索結果の順位が高ければ高いほど、クリック率が高いことがわかります。
つまり、SEO対策で上位表示をすることで、Webサイトを訪れるユーザー数の増加が期待できます。
ブランディング強化
検索結果で上位表示すると、ユーザーの目に触れる機会が増え、サイトの認知度が向上します。
SEOで上位表示し「特定のキーワードで検索結果上位でいつも見る」という状態は、アクティブなユーザーへの強力なブランディングになります。
信頼性の向上
検索結果の上位に表示されるサイトは、一般的に信頼性が高いと認識されます。「検索結果の上位に表示されているのだから、検索エンジンにも、ユーザーにも良いサイトだと認識されているのだろう」という心理が働くためです。
コスト効率の向上
SEO対策で上位表示されていれば、コスト効率が向上します。広告を出した場合にも、広告をクリックせずに検索してサイトに到達しやすくなったり、他社は広告を出さないと検索結果に表示されない中、自分のサイトは閲覧してもらえたりと有利になります。
競合との差別化
ユーザーが探しているキーワードで上位表示することにより、競合との差別化を図り、有利にマーケティングを展開することができるようになります。
上位表示しているページを活用して、来訪ユーザーを会員登録や次のお知らせができる仕組みへ誘導し、新商品やセールのお知らせなど、再来訪へつなげます。
ターゲットユーザーにリーチ
特定のキーワードで検索しているアクティブなユーザーをターゲットとしたマーケティングを展開できます。
自社の商品やサービスに興味があるユーザーにリーチする機会を増やすことができます。
ユーザー体験の向上
SEOの最適化により、サイトの読み込み時間の改善や、メニューの挙動時間の短縮を行う場合があります。
これらは、Webサイトを利用するユーザーの体験を向上させ、Webサイトのファンやリピーターを作ることに貢献します。
ローカル検索結果の最適化
ユーザーが現在地付近の店舗を検索すると表示されるのが「ローカル検索結果」です。地元地域でのWebサイト上位表示に関係します。
例えば、渋谷で「カフェ」と検索すると、渋谷にあるカフェが表示されるのがその一例です。
大阪梅田で「カフェ」と検索すると、大阪梅田にあるカフェが表示されます。
ローカル検索結果で上位表示を目指すための取り組み
- Googleビジネスプロフィールで店舗情報を登録
- Googleビジネスプロフィールで項目を可能な限り埋めて高品質なものにする
- 公式サイトで住所や付近の目印となるランドマーク(有名な地名)に言及する
- 質の高いコンテンツを更新
- 口コミを管理し良い評判を得る
- 正確なビジネス情報と十分な説明を行う
SEO対策で絶対やってはいけないことの注意点
SEO対策で絶対やってはいけないことは、「Googleの各種ガイドラインに違反するスパム行為を行うこと」です。
例えば、Google検索の基本事項である、「Googleウェブ検索のスパムに関するポリシー」では、以下のスパム行為に対してペナルティを科す場合があります。
ペナルティを受けるスパム行為の例
- 検索エンジンとユーザーに対して別の内容を表示する(クローキング)
- 白背景で文字の色を白にする(隠しテキスト)
- 中古ドメインの不正使用(評価の高いドメインを不正利用するケース)
- 検索順位を上げることを目的としたリンクの売買(リンクスパム)
- キーワードの乱用(サイト内で何度もキーワードを近接利用)
- 無断コピーしたコンテンツ
- 不正なリダイレクト(別のURLへの転送)
- 評判の良いサイト内にコンテンツを置くドメインの不正利用(寄生サイト)
検索ユーザーを欺くようなことをしてはいけません。
また、広告であることを隠した販促・広告を禁止する目的で2023年10月1日に施行された「ステマ規制」にも注意が必要です。
消費者庁が発表している、景品表示法5条3号(以下、景表法)では、以下のように指定しています。
一般消費者が事業者の表示であることを判別することが困難である表示 事業者が自己の供給する商品又は役務の取引について行う表示であって、一般消費者が当該表示であることを判別することが困難であると認められるもの
引用:令和5年内閣府告示第19号|別紙1「一般消費者が事業者の表示であることを判断することが困難である表示」|消費者庁
【最新】Googleコアアップデート情報
Googleは、Googleコアアップデートについて常に最新情報を発信しています。以下の情報リソースを活用しましょう
(Googleの公式Xアカウント)
アップデート状況確認ページ
Google Search Status Dashboard
SEOの定期的なチェックと更新
定期的なアルゴリズムアップデート(ルール変更)があるように、SEOは一度実施すれば終わりではありません。
例えば、競合が順位を上げることによって相対的に順位が下がったり、検索エンジンのアップデートで順位が変動したり、情報が時代に合わなくなって古くなったことで、最新情報を掲載していないと判断されたりします。
そのようなことにならないように、変化に合わせて最適化を継続しましょう
2024年に向けたSEO対策とは
AIの台頭によるSEOへの影響
OpenAI社の生成AI「ChatGPT」がリリースされて以来、AIはいままでにない速度で世の中を変えつつあります。
情報を調査する方法にも変化があり、2023年8月30日、検索結果に生成AIを導入した「SGE(Search Generative Experience)」が日本で試験的に実装されました。
検索結果の最上位にAIが生成した回答を表示するようになったことで、検索への依存度は下がる可能性があります。
今後は、SEOの基本的な対策に加えて、より適切で信頼性やリアルタイム性、網羅性を意識した、独自性や深みのあるコンテンツを作成することで、AIに引用されることも想定してコンテンツを作成しましょう。
SEOサービスを提供している会社とサービス概要
ご相談先として、SEOを提供している会社を掲載します。
会社名 | GMOソリューションパートナー株式会社 |
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住所 | 東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー6F |
設立年 | 2007年3月(創業2003年1月) |
電話番号 | 03-5428-6621 |
サービス名 | Find-A(ファインドエー) |
サービスURL | find-a.jp |
概要 | オリジナルコンテンツの作成によるコンテンツSEOサービスを提供しています。 |
価格 | 各種プランがございます。詳しくはお問い合わせください。 |
会社名 | GMO TECH株式会社 |
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電話番号 | 03-5489-6370 |
サービス名 | WEB集客ラボ byGMO |
サービスURL | https://gmotech.jp/semlabo/seo/ |
概要 | SEO・MEO対策、運用型広告をはじめとしたWEB集客サービスを提供 |
まとめ
結論、SEO対策は、ユーザーが必要とする情報を必要な人に、低コストで届けることができます。実施しておかない手はありません。
また、工夫できる要素が多いため、奥が深く、競合とは異なる戦略を選ぶこともできます。業態や企業規模に合ったSEOを行いましょう!